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第27回 視覚障害リハビリテーション研究発表大会 IN 神戸 2018 仕事サロン 研究発表 の情報はこちら
 このページでは職業部が力を入れて取り組んでいます「仕事サロン」を紹介します。
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 目の見えない人・見えにくい人、また見えづらくなってきた人が集まって、
仕事について話せる場が京都にも欲しい――
そんな思いから、五つの団体が共同して2012年に「仕事サロン」を立ち上げました。

2022年 仕事サロン10周年記念イベントレポート

■10周年への道■
 8月21日に「目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン」10周年記念イベントを実施しました。
京都ライトハウス4階あけぼのホールと、オンライン(Zoom)のハイブリッド開催は、仕事サロンスタッフにとって大きな挑戦でした。
どうすればハイブリッドでも安定した運営ができるだろうかなど、
壁があっても乗り越える方法を模索してきました。
そして、こまめに報告・連絡・相談(ほうれんそう)を重ねてきました。
スタッフそれぞれの役割をきっちり果たしながら歩いてきました。
まさに、今回の挑戦は成すべき課題とは何かを整理し、
必要なことをスタッフみんなで考え実践した成果でもありました。
これはまさに「働くための明日へのヒント」を求めて集ってきたこと、
仕事サロンで向き合ってきたことそのものかもしれません。
 なんといってもご参加いただいた皆様に熱いまなざしを寄せていただいたおかげで、スタッフはエネチャージしながら本番を迎えることができました。
全国から当事者・支援者の皆様にオンライン・会場合わせて100名近いご参加をいただきました。
ありがとうございました。
■10周年は仕事サロンスペシャルデー!■
 「仕事サロン」では、目の見えない人・見えにくい人、支援者などが
2012年から3か月に一度、「仕事」をテーマにざっくばらんに話し合ってきました。
10周年の記念イベントはパワーモリモリの3部構成です。
 第1部は基調講演です。
就労支援の第一人者である日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンターの津田諭(つだ さとる)氏に
現状と課題についてご講演いただきました。
また、参加者からの事前質問に対し、丁寧にご回答いただきました。
 第2部はパネルディスカッションです。
医療・福祉・行政・当事者それぞれの立場から、
京都における視覚障害者の就労の現状とチーム支援に向けた将来展望について事例を交えた意見交換ができました。
 第3部はみんなでつくる10周年のひとときです。
10周年を記念して募集した仕事あるある川柳の入賞作品を発表しました。
全国の皆様と川柳を通して「働く思い」を共有できました。
最後は、仕事サロンスタッフによる10年をふりかえってのエピソードトークです。
主催、共催、支援への連携、3つの角度からスタッフが
「仕事サロン」を熱く語りました。
自分を癒す、自分に拍手のひとときなど
サプライズも飛び出しました。
これまで仕事サロンでご一緒した皆様、すべてのご縁に心から感謝です。
主催:本会 職業部
共催:京都ライトハウス 鳥居寮訓練修了者の会「フェニックス会」、
視覚障害者ネットワーク きららの会
■参加者の声■
参加者の皆様から熱いエールコメントをいただきました。
一部抜粋にて、ご紹介します。
★津田諭講師による講演では、
長く就労支援を担ってこられた経験とその経験に基づく貴重なお話がありました。
多種多様な職種の方のパネルディスカッションはエネルギッシュでパワフルでした。
 仕事あるある川柳の発表もありました。
川柳、面白かったです。
ユニークな賞のタイトルもいかにも関西ノリですね。
 最後まで飽きさせない一度で二度も三度も楽しめるイベントに拍手です。
★自分達のためにさまざまな方々が熱意を持って考えてくれていることを知りました。
会社とのやりとりは専門機関に相談できることを知りました。
同世代の方が働いていること、
また、介護職の方のエピソードは新鮮で、少しの希望をもらいました。
★安全に通勤できるか、仕事を円滑に進める上で人柄が大事、このことが印象深いです。
★就労問題で深刻な気分になりマイナー気分だったので、
最後のウクレレ演奏と歌声に癒やされ、元気をいただきました!
★パネリストの人選が素晴らしかったです。
医療、福祉、行政、当事者の視点からの取り組みや課題を拝聴できました。
同じ京都といえども、京都市内と府下との地域格差も感じ取れました。
やはり京都は「つながり」の強さがありますね。
ネットワーク力では、群を抜いている地域ではないかと思いました。
★40回に及ぶ「継続は力なり」の実践が更に大きく発展すること、
これからも一人一人がつながって支え合う「サロンの醍醐味を満喫できる場」となりますように。
★元気が出ました。
みんなで力を合わせれば全国も変わるかもと思うようなサロンでした。
★実用的・具体的な知識をたくさん得ることができました。
最後の歌と手拍子が心に残りました。
★基調講演やパネルディスカッションの内容は非常に現実的で参考になるものでした。
 ご講演・ご発言いただいた各先生方の情熱と使命感がひしひしと伝わってきました。
 私の県では視覚障害者の就労に関してどこに相談すれば、
どこで訓練を受ければという選択肢がなく、
他県の方にお助けいただかなくてはどうしようもないような状態です。
少しずつでも改善していけるよう、
私のできることを探してみたいと思います。
★手作り感たっぷりのとてもあたたかなサロンを10年間継続し続けていただきありがとうございます。
就労に関する情報収集ができることはもちろん、
自分1人じゃないんだと感じられる場所はとても貴重です。
ご苦労も多いと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
■プログラム■
第1部・基調講演
「視覚障害者の一般就労において必要と思うこと~就労支援の立場から~」[講師]
社会福祉法人 日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンター 職業訓練部 運営責任者 津田 諭 氏
第2部・パネルディスカッション
「京都における視覚障害者の就労の現状と将来展望~チーム支援を目指して~」[パネリスト]
・稲葉 純子(いなば じゅんこ)氏
(医療法人 いなば眼科クリニック 院長、京都ロービジョンネットワーク 運営委員)・窪田 憲泰(くぼた のりやす)氏
(総合就業支援拠点 京都ジョブパーク はあとふるコーナー 現場責任者)・青木 一憲(あおき かずのり)氏
(社会福祉法人 京都ライトハウス 障害者支援施設 鳥居寮 歩行訓練士)・北島 航太(きたじま こうた)氏
(一般社団法人 愛生会介護老人保健施設 おおやけの里 職員)
第3部・報告
仕事あるある川柳入賞作品発表
「仕事サロン 10年の歩み」
[発表者]「仕事サロン」スタッフ

仕事サロン10周年企画 仕事あるある川柳入賞作品発表

 仕事サロン10周年を記念して、仕事あるある川柳の募集をさせていただきました。
全国から「働く」をテーマに日々の思いを多数寄せていただきました。
 スタッフ一同心より厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 入賞作品発表にあたり、仕事サロンスタッフが川柳にユニークな「~賞」を添えさせていただきました。
川柳を通して「あるある」と共感したり、
思わずくすりと笑ったり、
そんなひとときが、皆様の明日へのヒントやエネルギーの一助となれば何よりです。
★人も勇気づけられるで賞
まだやれる 白黒反転 見えるうち
★びっくりしたで賞
何か変 隣のロッカー 開けていた
★みんなの合言葉で賞
見つけよう 仕事でやりがい 見えずとも
★上司や同僚の様子を把握するのは必要で賞
おはようの 声のトーンで 機嫌知る
★心で見ま賞
仕事終え 見上げた空に 星が無い  
★パソコンからの声かけで賞
なんですか? 思わず返事 スクリーンリーダー
★希望の光が見えるで賞
見えにくさ 打ち明けみたら 希望光
★うれしい配慮で賞
イヤホン中 声掛けよりも 肩トントン
★考えているふりしてま賞
プレゼンの パワポ見えずに 生あくび
★個人情報の読み上げは難しいで賞
読み上げて そうも頼めぬ 給料明細

~~ 仕事サロン通信
第11回までの通信は、
こちら(仕事サロン きららの会のページに飛びます。)
をご覧ください。
第12回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第13回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第14回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第15回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第16回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第17回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第18回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
障害者雇用セミナーに参加
第19回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第20回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第21回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
第22回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
仕事サロン これまでの歩み
第25回「目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン」
~ 職業訓練をご存じですか? ~ 開催のご案内
 「目の見えない人・見えにくい人、また最近見えづらくなってきた人が集まって、仕事について話せる場が京都にもほしい!」そんな思いから、2012年に「仕事サロン」を立ち上げました。以後、3 か月に一度サロンを開いています(2・5・8・11月)。
 今回は、大阪の日本ライトハウス職業訓練部で指導員をされている中野(なかの)様をお招きして開催します。職業訓練でどのような実践が行われているのか、一人の職業人として何が求められているのか、訓練の効果など、実例を交えながら本音でお話ししていただく予定です。職業訓練の様子を詳しくうかがえる貴重な機会ですのでご期待ください。なお、講演後には小グループに分かれての分科会を予定しております。
 このサロンは、働いておられる方・仕事を探しておられる方の思いを共有し、明日への元気を見出す場です。一人でしんどさを抱えている方や、様々な分野の支援者の皆さんがつながり、次なる一歩が踏み出せればと思っております。初めての方もお気軽にお越しください。
 サロン終了後、懇親会(3,000円程度)も予定しております。多くの方のご参加をお待ちしています。
日時:8月26日(日) 13時30分~17時
会場:京都ライトハウス 地下 研修室2
内容:1.講演「働くということ ~ 職業訓練の現場から ~」 
講師 中野 真輔(なかの しんすけ)氏(社会福祉法人日本ライ
       トハウス視覚障害リハビリテーションセンター職業訓練
       部指導員)
   2.分科会 「人付き合いについて」など
主催:京都府視覚障害者協会 職業部
共催:京都ライトハウス鳥居寮訓練修了者の会「フェニックス会」、
   きららの会
費用:無料
問合せ・申込み:職業部長 野々村(ののむら)
       (Eメール nonoyan2004★yahoo.co.jp)(メールアドレスは★を半角のアットマークに変更してください)
        または、京視協事務所 担当 奥田(おくだ)まで。
仕事サロンURL
http://kyosikyo.sakura.ne.jp/contents/read/id/112
<講師プロフィール>
 1994年より9年間、大学事務職員として勤務。
 2003年より情報提供サービス業全般のフリーランサーとして独立。
 前職場に視覚障害者の先輩がいたため、その方のサポートとして視覚障害者向け情報提供サービスも始める。
 2004年より日本ライトハウス職業訓練部非常勤勤務。
 2005年より4年間、大阪障害者職業能力開発校オフィス実践科の視覚障害者担当非常勤講師。
 2013年より日本ライトハウス職業訓練部指導員。
 所有資格:訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)

関連画像

画像1
仕事サロン5周年の集いの様子(2017年8月)

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    郵便番号: 603‐8302
    所在地:
    京都市北区紫野花ノ坊町11 京都ライトハウス内
    公益社団法人 京都府視覚障害者協会
    電話(代表):
    075-462-2414
    ファックス:
    075-462-4402
    (ファックスは京都ライトハウスと共通です。)
    E-Mail:
    syomu★nifty.com(メールアドレスは★を半角のアットマークに変更してください)
    郵便振替: 01000-5-50226

    電話(生活相談):
    075-463-8726
    電話(ガイドヘルプステーション):
    075-463-5569
    ファックス(生活相談・ガイドヘルプステーション共通):
    075-463-5509

    郵便番号: 610-0121
    所在地:
    京都府城陽市寺田林ノ口11-64 京都府情報コミュニケーションプラザ内
    公益社団法人 京都府視覚障害者協会 南部アイセンター
    電話:
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    ファックス:
    0774-54-6312