第12回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
京都府北部での初めての開催となる今回は、福知山駅前の会館を会場として、
北部における視覚障害者就労ネットワークの広がりの一助になれればと願って開催しました。
当日は民間企業在職中に視覚障害者となられた田村敏明(たむら としあき)氏の講演のほか、
北(きた)京(きょう)都(と)ジョブパークの取り組みのご紹介や
20代~40代のメンバーが集まって活動している「きららの会」からのPRなど、
盛り沢山の内容でした。
その後は参加者の皆さんから日頃の思いや悩みなど、たくさんのお声を聴くことができ、
サロン終了後の懇親会もにぎやかに盛り上がりました。
参加者の声
★自分から動く、つくる、つながる力に感銘!
田村さんの実体験からは学ぶべきところが多く、
NTT在職時代に、社内で中途視覚障害者の会を結成された話が印象的でした。
大企業には中途視覚障害の方も複数おられると思うので、
こういう会がもっとあってもいいのかも知れません。
「きらら」の会の石川さんの笑いを交えながらの熱弁には、
人の気持ちを動かし、行動を引き出す大きなエネルギーがあると感じました。
見えにくいことをプラスにして、元気に活発にさまざまな活動をされていて、
素晴らしいと思いました。
とっても魅力的!
きっとたくさんの人が元気をもらっているのでしょうね。
★あきらめる前に!
北京都ジョブパークからは、この1年の取り組みについて報告がありました。
離職を考える前にここに相談したらいいんだということがわかりました。
★知らなかったことがわかって良かった
大変勉強になり有意義な会でした。
同じ福知山なのに田村さんのお話を伺ったのも初めてでしたし
(視覚障害者で議員をされていたなんて、
そして全国にネットワークを作ったりと、すごいですね!)
京都府立盲学校理療科が頑張っていること、
また、北京都ジョブパークが何であるか全くわかっていなかったので
知ることができてよかったです。
第12回 目の見えない人・見えにくい人の仕事サロン
日時:5月10日(日)13時20分~16時50分
会場:市民交流プラザふくちやま 4階 会議室4-1
参加者 22名
主催 京都府視覚障害者協会 職業部
共催:日本網膜色素変性症協会(JRPS) 京都支部、
弱視者問題研究会(関西地域)、きららの会、
京都ライトハウス鳥居寮訓練修了者の会「フェニックス会」
内容:第1部 講演「視覚障害者が安心して働き続けられる環境を願って」
講師 田村 敏明氏(本会 監事)
第2部 話題提供
1.北京都ジョブパークの取り組みのご紹介
2.人と情報をつなぐ「きららの会」からのPR
第3部 意見・情報交換
講師・田村 敏明氏プロフィール
1963年に電電公社(後のNTTグループ)に入社、2001年退職。
1991年から旧・夜久野町議会議員を4期務め、
2009年より京都府視覚障害者協会監事。
★たくさんのボランティアさんに感謝
第12回仕事サロンは、京都北部にて開催しました。
事前申し込みの方だけでなく、北部の地域団体の皆様のお声かけにより、20名強の方にお集まりいただきました。
また、会場の設営・後片付けには、地元のボランティアグループの皆さんの絶大なご協力をいただき、スムーズな行事運びとなりました。
ありがとうございました。