京都府視覚障害者協会 宮津支部だより

「6年ぶりの新規入会員」
 
 当支部では、会員の高齢化等により会員数の減少が続き、現在、会員数10名と弱小の支部となっています。
 各種相談会や、民生委員・児童委員との懇談会、身体障害者相談員会、行政関係者、丹後視力障害者福祉センターの中途失明者相談員等との情報交換等により、会員の確保に努力していますが、この6年間新規の入会はありませんでした。
 しかし、昨年12月11日の料理講習会に参加された方から、新規で入会したいとの申し出がありました。「見えにくくなった」ということで、身体障害者手帳の交付を受けられた方でした。「独りぼっちの障害者をなくそう」と、あらゆる努力をしてきただけに、新しい仲間の参加は大変うれしく思います。
 これから徐々に当支部のこと京視協のこと、宮津市身体障害者団体連合会のことを話しながら、支部行事に参加してもらい、仲間づくりをしてもらいたいと考えています。
 見えにくくなり不安を持っておられる中で、新しい場所へ飛び込んでいくことが、どれだけ大きな決断だったかということを考えると、新規の入会員さんを大切にしていかなければならないと思っています。
第24回卓球バレー大会に参加しました!
 昨年12月2日、宮津市民体育館において、障害者週間のメイン行事として、宮津市身体障害者団体連合会主催の標記大会が開催されました。
参加者は、身体障害者、民生委員・児童委員、社会福祉協議会のボランティアチームや、宮津小学校3年生、宮津中学校の運動クラブチームを含めた23チーム。約180人が参加する大会となりました。
視覚障害チームは会員3名、ガイドヘルパー3名、賛助会員4名の10名でエントリーし、賛助会員とガイドヘルパーが交代で出場しました。
優勝は、「手と手と手」(手話サークルチーム)、準優勝が「民生児童委員Aチーム」、3位が「京視協 宮津支部チーム」という結果になりました。
予選リーグで、宮津小学校チームと市議会議員チームに勝ち、決勝トーナメントに進みましたが、民生委員・児童委員チームに負けてしまいました。なお、3位決定戦で「シーガルチーム」に勝ち、見事入賞できました。
当日は、絶妙なサーブやアタックが要所で決まり、勝ち進んだもので、視覚障害チームにとって初めての入賞であり、メンバー全員で健闘をたたえ合いました。


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