[地域団体より 報告] 鳥居先生頌徳碑の掃除を行いました!

 京都府視覚障害者協会 与謝支部
 去る5月10日、今年度最初の当支部の例会は、鳥居篤次郎(とりい とくじろう)
先生頌徳碑の掃除を行いました。
 頌徳碑の建立から20年近く経ちますが、当支部では、これまで毎年5月に欠か
さず公園に集まり、清掃作業を続けてきました。これまでは、会員こぞっての一
斉作業としてきましたが、高齢化が進み、皆で作業するのが厳しくなっており、
作業の負担を少しでも軽くするため、今年は刈払い機での除草と頌徳碑を磨く作
業を事前に賛助会員有志の協力により済ませることにしました。
 頌徳碑の裏に広がる林には、今年1月の大雪により、引き裂かれたように折れ
た枝や倒木があちこちに見られました。その中で、まず、頌徳碑の周りに落ちて
いる枝や枯れ葉をかき集める作業から始めました。葉っぱに混じり、シイの実や
ドングリが落ちており、それを鹿が食べに来ていた様子が、置き土産の糞から想
像できました。
 また、掃除をしていると、グランドゴルフをされているシニア世代の方々や、
遊具で遊ぶ親子が、広い芝生のあちこちに見られ、時折、聴こえてくる幼子たち
の声に励まされながら事前の作業を終えました。
 事前作業の後、会員皆で草取りを行いました。「自宅の草取りすらできんよう
になった」と言われる会員の方でも、頌徳碑の前に立つと「草の一つでも取らな
あかん」と、自然に体が動いてしまうという方もいます。 
 また、小さな草1本も見逃すまいと座り込んで草を見つけ、抜いている方もい
ました。
 参加者全員で草取りした後は、公園内を泳ぐ鯉のぼりを頭上に見ながら、緩や
かな起伏のある遊歩道を散策しました。一人なら、そんな気持ちにもなれないか
もしれませんが、仲間と一緒だと、上り坂であっても歩いてみようという気持ち
になれます。爽やかな空気をいっぱい胸に吸い込みながら、緩やかな勾配を皆で
ゆっくり歩き、満開のサツキの花を愛でました。ひと仕事を済ませ、体を動かし
た後のお弁当の美味しいこと!
 今年も、公園に来られたこと、皆と作業できたことは、会員一同にとって大き
な喜びであり、心も晴れ晴れする一日となりました。
★皆さんお越しください!
 頌徳碑は、鳥居先生の生誕の地である、与謝野町三河内にある野田川森林公園
の一角に建立されています。皆さま、京都府北部の与謝野町方面にお越しの際は、
ぜひ、お立ち寄りください。

関連画像


与謝支部の会員が、鳥居先生の頌徳碑の周りの草取りをしています。良い天気の中、気持ちよく作業されていました。


現在、シンプルな表示の白黒反転画面になっています。上部の配色変更 ボタンで一般的な表示に切り換えることができます。


サイトポリシー | 個人情報保護方針 | サイトマップ | お問合せ | アクセシビリティ方針 | 管理者ログイン