<南部アイセンターだより>
皆さまのご支援で、センターの延利用者数は2月22日現在で、5376名になり、ご相談も95件になりました。
2月20日には、南部地域団体長とセンター運営委員会との合同会議を開催しました。今年度の利用状況と課題、そして見えない・見えにくい方に、センターがあることの周知はもちろん、一般市民の方々にも広く知っていただく工夫など、次年度の大きな目標について話し合いました。各地域で、会員が減っていて、どうすれば会員増が図れるかについても意見交換しました。
<この間の取り組みのエピソードの紹介>
(1)2月10日に城陽市民講座が開催されました。今年は、「視覚障がい者への理解」がテーマで、24名の市民が参加されました。城陽市障がい者自立支援協議会主催で、当日はまずセンター職員によるアイマスク体験を行い、続いてセンターをよく利用されている2名の会員をインタビューに答えていただく形で、自らの体験を
わかりやすく語っていただきました。終わってからのアンケートは21名も提出され、視覚障害についてよく理解いただけたことが、ずっしりと書かれていました。なお、会場で、ガイドヘルパーになってほしいと一言お願いもしました。
(2)2月17日、初めての取り組みでしたが、京都南法律事務所の2名
の弁護士さんにお話を聞きました。舞鶴市や伏見区などからも来られ、
18名が参加されました。成年後見制度をわかりやすく説明いただき、
質問も出ていました。日頃、法律や制度を聞く機会はほとんどなく、
知り合いに事例があったり、自らも高齢化してきて、将来のために、
知識を得ておきたいと思われる方が多かったようです。役に立ったと
の感想をいただきました。
(3)2月18日には、本会青年部がセンターで初めての集いを行いまし
た。8名が参加され、全国大会での要望事項の理解を深める学習会を
されました。歩車分離・エスコートゾーンなどの信号や交差点、JR旅
客運賃割引、駅ホームの可動柵設置などの交通問題、地方公共団体で
のヘルスキーパー採用、あはき法第19条堅持など、幅広く意見交換し
ました。夕方からは近くで懇親会。店を探していると、通りがかりの
青年が「わかりますか?」と声をかけてくれました。