ふれあいのつどいの報告

宇治市視覚障害者協会
 昨年11月13日、宇治市の男女共同参画支援センターで、テノールと中国笛の名手である楊雪元(よう せつげん)さんをお招きし、標記つどいを開催しました。
 ひと月前に、市内十数か所にある公共施設に案内チラシを置かせてもらいました。チラシには「あなたの周囲や、知り合いに目の不自由な人がおられましたら、お誘いください」との一文を忘れず加えました。
 また、山城地域を網羅する新聞や、コミュニティFM放送局を活用してPRを試みました。特にコミュニティFM放送局では、楊さんにミニライブをしていただき、事前の告知に力を入れました。
 さらに、非会員宛てに100通近くのハガキを差し出し、ハガキの下には、点字で「あなたとの出会いを楽しみにしています」と書き添えました。
 事前広報の甲斐もあって、関係者を含めて60名近くの方にお越しいただき、受付でハガキを提出された来場者が3人おられました。会員から提供された、青い鳥ハガキが一役買ったことになります。
 当日は、始めに京視協理事の新井温雄さんから、京視協と当会の関係や活動について分かりやすい説明があり、第2部は、イタリア仕込みの声量豊かなテノールと、父上が導いてくれたと語られた、巧みな中国笛の演奏で、会場は魅了されました。
 今回の事業の目的は、一つ目に、一般市民に視覚障害を持つ人たちが集う会が活動していることを知ってもらうこと。二つ目に、本会の活動を知らなかった視覚障害者が会に関心を寄せ、ともに生活の質の向上や楽しみを共有できる仲間となっていただくようにとの狙いで開催しました。費用対効果から見ると、じくじたるものがありますが、今回のように社会に向けて、チラシやマスメディアを活用してアピールを続ければ、じわりじわりと視覚障害者に対する市民の理解が深まり、会員の増加にもつながるのではと期待しています。


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