[地域団体より 報告] 2016年視覚障害者「ふれあいのつどい」終わる
京都府視覚障害者協会 京丹後支部
秋の気配が感じられる9月11日に、京丹後市峰山町杉谷の京丹後市峰山総合福
祉センターにおいて、ふれあいのつどいを開催しました。
当日は、雨の心配もなく、多くの市民の来場を期待する中、当支部会員や一般
市民の出足が伸び悩みましたが、関係者や北部地域団体の会員、京丹後支部会員、
ボランティア等を含めて80名の参加がありました。
開会挨拶に続いて京丹後市立弥栄病院副院長で眼科医の高原誠治(たかはらせ
いじ)氏に、「眼の病気についての予防と対策」という演題で講演をしていただ
きました。続いて関西盲導犬協会の訓練士である、山口浩明(やまぐち ひろあ
き)氏に盲導犬について講演をしていただき、盲導犬との歩行体験等も行ってい
ただきました。また、盲導犬ユーザーの山崎清秀(やまさき せいしゅう)氏に
は、「盲導犬と私」というタイトルで講演していただきました。多くの質問に的
確に答えられ、聴衆の方は納得されていました。
また、当日、京丹後市のケーブルテレビ局による取材、コミュニティ放送局F
Mタンゴの取材もありました。どのような内容で放送されるのか楽しみにしてい
ます。
今回、ふれあいのつどいを開催するにあたり、広報活動も積極的に行いました。
京丹後市の防災無線、市の広報誌への掲載、FMタンゴでの放送、京都新聞への
1,000枚の折込広告など、広報に力を入れましたが、思ったほど入場者数が伸び
ませんでした。このことについては、今後の課題として取り組まなければなりま
せん。
なお、今回はボランティアとして、丹後視力障害者福祉センターの職員や峰山
高校の生徒など、多くの方に応援していただきました。
来年度はさらに大きな事業、白杖安全デー府内北部集会が京丹後市で開催され
る予定です。その試金石として今回の行事に取り組みました。課題は残りました
が、いい勉強になりました。