新子嘉規氏が小説「鍼医・杉山検校 管鍼法誕生の謎」を出版!

 この度京視協理事である新子嘉規氏が、標記小説を桜雲会より出版されました。一人でも多くの方にご愛読いただけるよう、ここに紹介させていただきます。
 杉山検校は、20歳すぎから50歳近くまでの約30年間、ここ京都で鍼治療を学びました。杉山検校のおかげで、いまも私たち視覚障害者が三療に従事できています。この小説は、検校の偉大なる業績に感謝し、その事を広く社会にも伝えてゆかねばならないとの強い想いで書かれた、300ページに余る力作です。
<あらすじ>
 約400年前の江戸初期。現在の三重県津市に生まれた主人公の杉山和一は、当時大流行した麻疹により幼少で失明するが、17歳で江戸の盲目の鍼医・山瀬琢一に師事するために、下男の嘉平と二人、東海道を楽しみながら下る。20歳の時、江ノ島へ一人旅し多くの人情に出会い、弁財天社傍の岩屋に籠もり、より痛みの少ない鍼立ての方法を発見する。その際、弁財天に仕える妙春との出会いが、後の和一の運命を決定する事となる。江戸に戻り、新たな鍼立ての技が師に認められ23歳の時、より広く深く鍼治を学ぶようにと京都の入江豊明の元へ送り出される。
 さて、その後はご購入の上お読みください。
 (京視協事務所・京都ライトハウス法人事務所でも購入できます。)
 価格は1,800円(消費税抜き)です。
 書籍を購入された視覚障害者の方で、音声版をご希望の場合は、プライベート
録音のデイジー版が用意されていますので、そちらをご利用ください。
 なお、書籍を販売して得られた収益は、著者の意向により杉山検校記念館建設
資金に充てられます。


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