タンデム自転車に乗って風を切ろう！

タンデム自転車に乗って風を切ろう！
～ 綾部市で講習会を開催 ～
京都府視覚障害者協会 綾部支部
　昨年11月20日、京都府道路交通規則の改正により、タンデム自転車での公道走行が可能になりました。それを受けて、1月28日に綾部市の総合運動公園体育館で、交通法規の内容の理解と安全に運転できる技能の習得を目的とした、タンデム自転車講習会が開催されました。
　実地研修では、前に乗るパイロットが後ろに乗る方に「出発します」、「左に曲がります」、「まっすぐ進みます」などの声かけをして、不安を与えないように心がけることや、後ろに乗る方が手信号を出すことなどを教わり、和やかな雰囲気の中にも真剣な講習会となりました。
　今回の講習会は、タンデムを楽しむ会と京都サイクリング協会が主催し、視覚障害者や、綾部市の手引きの会などから約30名が参加しました。
　この取り組みは、京都新聞やあやべ市民新聞に大きく取り上げていただき、タンデム自転車の練習風景を写真付きで、「視覚障害者だけではなく、高齢者も楽しめる」と記事にしていただきました。
　今後、交通規則の改正がタンデム自転車普及の促進に繋がることを期待して、活動に取り組んで行きます。