北部地域対策検討委員会からの報告
北部地域対策検討委員会からの報告
昨年7月の理事会において、北部地域の拠点づくり等について検討する委員会の設置と、8名の委員の選任が承認されました。その後、8月20日に市民交流プラザふくちやまにおいて、田尻(たじり)会長と松永(まつなが)副会長にも出席していただき、第1回目の検討委員会を開催しました。その中で、一年を目処に報告を取りまとめるという方針を確認し、今日までに5回の検討委員会と、北部地域団体長を交えた拡大検討委員会を開催してきました。
検討委員会内で、丹後視力障害者福祉センターと南部アイセンターの関係者をそれぞれ招いて学習会を開催しました。学習会では、丹後視力障害者福祉センターとの関係性を再確認すると共に、北部地域の視覚障害福祉向上のために、これまで以上に協力して取り組んでいくことを確認しました。南部アイセンターについては、設立の経緯や開所後の課題などをお聞きしました。
また、行政や北部地域団体のご協力をいただき、市町村別の過去5年間の補装具・日常生活用具の給付実績調査や地域団体の要望活動調査、日常生活での移動手段等を問うアンケート調査などに取り組みました。アンケートには160名を超える方から回答をいただき、北部地域での移動手段における問題点や課題点を把握することができました。
これまでに、皆さんからは、心の拠り所が欲しい、住み慣れた地域で生活訓練や相談が受けられるようにして欲しい、情報発信の基地が欲しい等、様々な意見をいただいています。
今後も引き続き、皆さんからの意見を踏まえて検討を重ね、北部地域の視覚障害福祉向上のために活動して参りますので、皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。