[地域団体報告] 点訳・朗読ボランティアグループとの研修交流会を開催
福知山市視覚障害者協会
11月9日に、標記の交流研修会を実施しました。福知山市の福祉バスで大阪の国立民族学博物館に行き、楽しく見学しながら交流しました。
バスの車内では、自己紹介や歌で盛り上がりました。自己紹介では、視覚障害者から、ボランティアの皆さまへの感謝の言葉をお伝えしました。ボランティアの方からは「やりがいがある」とのお言葉もいただき、私たちにとって、ボランティアの皆さまが身近で心強い存在であることを、これまで以上に感じました。視覚障害者の中には、声だけで朗読ボランティアのお名前を当てたりする方もおられました。その後、みんなでバスが揺れるのではと思うほどの大きな声で歌を歌いました。歌が上手な人やマイクが回ってくると上手に断る人など色々です。
民族学博物館では展示物を一緒に見て触って、わいわいと賑やかに話しながら交流しました。博識の人、多趣味の人、心の深い人など、お互いの人間性にも触れ、すばらしい交流会になりました。
今回は、バスの定員の関係で30名の参加となり、視覚障害者は役員だけでの交流となりましたが、近いようで遠い存在であった点訳・朗読ボランティアの皆さまをとても身近に感じ、参加者の視野を広げる有意義な取り組みになりました。今後も年に1度はこのような交流を続けていきたいとの思いが共通になったひと時でした。