〈南部アイセンターだより〉
11月24日までの延べ利用者数は、1789名になりました。パソコンやデイジー録音・再生機PTR2の訓練受講者も少しずつ増えています。
センターには、今、マイナンバー制度についての疑問や、戸惑いの声が多く寄せられています。視覚障害者にもわかりやすく、自分で正しく判断できるように、情報をしっかり提供してほしいものです。
11月6日には、田尻会長を中心に、障害者に対する差別事例を出し合う講演会を開催し、43名の方々にご参加いただきました。聴覚・肢体などの他の障害種別の仲間とも交流できました。来年の3月には、京都府条例を学び、交流をさらに発展させていく機会を持つ予定です。
また、11月22日には、八幡市で開催された「京都府障害者のつどい」に展示ブースで参加してきました。「主人の目が悪くて」という相談があり、「アイセンターの近くまで行くので覗いてみたい」などの声もいただきました。つどいには、北部は、京丹後、舞鶴、福知山、南部は相楽まで、各地域団体の皆さんに遠方からかけつけていただきました。また、地元の八幡支部の会員は朝早くから参加されており、当日は、舞鶴と八幡の仲間が表彰を受けられました。
今後、センターでは運営委員会や南部地域団体長会議の開催を予定しています。また、今年度後半と来年度を見据えて、視覚障害者が集える場所であるサロン創りにも力を入れて取り組んで参りますので、引き続き、皆さまのご支援・ご協力をお願いします。
センターの課題として、府内南部地域の約2000名に及ぶ、会員外の視覚障害者にセンターの存在や行事について、どのように知らせていくかということがあります。そこで、「センターの行事のお知らせ」のビラを作成し、行政機関、福祉施設、催しなどで配布を始めています。