[地域団体より 報告] 府内南部地域の最近の活動報告
府内南部地域においては、各地の取り組みに多くの非会員の方の参加が増えて来ています。
まず、南部サテライト事業では、昨年度の参加が431名、今年度の参加が481名で、50名増でした。特に宇治市や長岡京市では、広報を見て参加される方が増え、手帳申請がまだの方や、ご家族が参加される例もあります。加茂町から参加の女性は、ぜひアイセンターに行ってみたいと楽しみにしておられました。また、点訳・朗読サークルの方による支援がほぼ倍増し、とても心強く嬉しい限りです。
最近、城陽市・京田辺市で実施した「ふれあいのつどい」や八幡市で行った事業に、計17名の新しい方が参加され、御家族も手引きの方法を熱心にメモされていました。皆様に南部アイセンターの説明をし、チラシもお渡ししました。
次に、各地域団体のこの間の取り組みや今後の予定を報告します。長岡京地域では、大山崎町での10回にわたる点訳奉仕員養成講習会が、このほど無事終了しました。点訳技術のスキルアップをはかると共に、地域社会での視覚障害者理解の増進を願い、日本ライトハウス情報文化センターの見学なども行いました。また、恒例の春期遠足については、ガラシャ夫人が細川忠興と結婚式を挙げたことでも知られる勝竜寺城や古墳を探索し、最後はサントリー京都ビール工場を見学する楽しい内容で、4月29日に計画されています。
向日市では、4月7日に総会を予定しています。
宇治市では、3月7日に朗読サークルURV等の実行委員会が主催するバリアフリー映画会を行いました。今回で17回の歴史を重ねられており、参加者も300名以上の盛況でした。4月19日の総会では、アイセンターの詳しい説明を予定しています。
相楽会は、4月15日に恒例のお食事懇談会を計画しています。
京田辺市では、日常生活用具の支給要件の緩和など、市に提出していた要望書に文書回答があり、「福祉のしおり」の視覚障害者に関係する部分のCD作成が決まりました。府内では亀岡市に次ぐもので、粘り強い働きかけの結果と喜んでいます。京田辺市視覚障害者協会の総会で報告すると共に、具体的な作成過程にも参画していく予定です。しおりのCDは利用できる制度や社会資源の早期の情報把握にきっと役立つものと思いますので、今後は他の市町村に対しても、各地域団体を中心に作成を働きかけていきたいものです。