[地域団体より 報告] 「あい丹後ふれあいまつり」と「防災研修」に参加して
京都府視覚障害者協会京丹後支部
「2014あい丹後ふれあいまつり」に参加して
「2014あい丹後ふれあいまつり」が、10月5日、丹後視力障害者福祉センターで開催されました。当日は台風18号の影響であいにくの天気となりましたが、支部会員・ガイドヘルパーの他、一般市民の方も含めて約210名の参加がありました。
屋外で実施予定だった企画の一部が中止となりましたが、福祉機器の紹介、点字体験、視覚障害者製作の陶器の展示、スタンプラリーなどが館内で行われ、市民の方に視覚障害者への理解を深めていただくことができました。また、弁当販売コーナーでは、支部女性部が作ったさざえ御飯が大変好評でした。
今後も、より多くの市民の方と交流し、楽しめるふれあいまつりを目指して頑張りたいと思います。
防災研修のご報告
丹後視覚障害者社会教育指導者研修会が、9月30日に与謝郡野田川町のユースセンターで行われ、視覚障害者、ガイドヘルパーなど29名が参加しました。
午前中は、東日本大震災直後、各地から派遣された消防団員と共に救助活動に当たられた宮津与謝消防組合消防本部の坪倉寛明氏が講演されました。現地の悲惨な状況をお聞きして涙ぐむ方もおられ、また大変な状況の中で積極的に多くの方を救護されたお話に感銘を受けました。
午後は、『災害時の対応方法について』と題して、火災避難訓練を実施しました。煙が立ち込める通路から外に出て消火器で水を噴射する訓練は、私たち視覚障害者の誰もが初体験で、「勉強になった」との声が多く寄せられました。
今回の研修を通して、「自分の命は自分で守る」という気持ちを持つと共に、日頃から訓練に参加し、隣近所とのお付き合いを大切にしなければならないことを痛感しました。
今後も、より多くの会員の皆様が行事に参加いただけるよう、工夫していきたいと思います。