2026年度に向けての予算要望活動について

 本会は毎年、京都府・京都市に予算要望書を提出し、次年度予算の獲得と視覚障害者福祉向上のための話合いを行っています。
今年度に提出した要望は次のとおりです。
<京都府>
1.京都府実施の視覚障害者関係事業の委託事業の予算確保・増額
2.京都府内の同行援護従業者の増員
3.公共交通機関が不便な地域における視覚障害者への支援
4.南部アイセンターへの支援
5.各種補装具の支給基準額引き上げの国への要望
6.日常生活用具の支給基準額の引き上げについて、各市町村への指導・援助
7.重度障害者等就労支援特別事業の全市町村実施への取り組みと、制度の見直しの国への要望
8.情報機器活用のための講習会費用の予算化と広報の拡充
9.府内各市町村における福祉事業の格差是正
10.京都府視覚相談会の回数増加
11.災害時における要支援者名簿等の有効活用による効果的な被災者支援の取り組み
<京都市>
1.代筆・代読が確実に行えるよう、居宅内での意思疎通支援事業の実施
2.京都市内のガイドヘルパー増員に向けた養成研修の幅広い周知
3.重度障害者等就労支援特別事業の利用促進に向けた活用事例の広報の充実、報酬単価の増額
4.京都市実施の委託事業が市内の視覚障害者全体に周知されるような取り組み
5.日常生活用具の品目の追加、支給基準額の引き上げの実施
6.選挙投票所設置の投票用紙記名補助具の周知と各投票所設置の点字器等の整備点検
7.障害者手帳申請等の際、必要な人への京都市視覚障害者生活指導員派遣等事業の周知と「障害福祉のしおり(視覚障害者対応版)」配布の徹底
8.災害時に要支援者名簿や個別避難計画等が有効に活用され、被災者の支援が効果的になされる取り組み
京都府・京都市とも、残念ながら満足な回答を得るまでにはいたりませんでした。しかし、京都府では、同行援護従業者養成研修の受講者募集を「府民だより」に掲載いただいたほか、研修受講後の活動にどうつなげていくのかを共に検討することになりました。また、京都市では、市内全ての投票所に「投票用紙記名補助具」を設置いただけたことにより、選挙で代理投票を利用されていた方も自筆での投票が可能となりました。
今後も一つでも多くの要望が実現するよう、話合いを積み重ねてまいります。


現在、シンプルな表示の白黒反転画面になっています。上部の配色変更 ボタンで一般的な表示に切り換えることができます。


サイトポリシー | 個人情報保護方針 | サイトマップ | お問合せ | アクセシビリティ方針 | 管理者ログイン