[地域団体より] 成人講座で心癒されたひととき
京都市山科視覚障害児者協会
7月20日、山科身体障害者福祉会館で成人講座を開催し、辻井裕美氏による講演とオルゴールの演奏を聞かせていただきました。
ハンドルを手回しして演奏する仕組みで、まるでリコーダーのような音色がするオルゴールを演奏させていただき、感激しました。また、円盤に突起を付け回転させて演奏するオルゴールは、エジソンがレコードを発明するまでに出来ていたとの説明を受けました。「音ではレコードには勝てないなぁー」とは思いつつ、精密機械としてのオルゴールのすばらしい魅力を感じました。
また、「ゴルフボールぐらいの大きさで振ると音のする魔除けの道具が、オルゴールの原型だった」というお話は、全く想像もつきませんでした。そして、音色は実に涼やかなのに、何故この音が魔除け?と不思議な気持ちになりました。
ご自身が難病と戦いながらも、私達に「まけちゃダメよ」とエールを送ってくださった講師の先生、ありがとうございました。