[報告] 合同句会を開催しました
小山金三
木の芽句会(新井温雄会長)では、7月2日(水)福知山市の交流プラザふくちやまに於いて、京都「木の芽句会」、福知山「若竹句会」、丹後「草の芽句会」による合同句会を開催しました。
当日は会員、付添、ボランティア等43名が集まりました。最初に、福知山市視覚障害者協会の田村敏明会長にご挨拶をいただきました。その後、午前中は俳句をご指導いただいている岩城久治先生の講演「漱石の句を読む」を拝聴し、午後は句会を開催しました。
会員32名より2句ずつ投句し、岩城先生から講評をいただき、最後に優秀句の発表がありました。
天 …アロハシャツ はしだて号は ひた走る 鈴木清視
地 …筍の 衣やはらか 牛好む 小林すみ子
人 …たかうなの 槍床あるが 如しなり 久理蛇庄
佳作…鳥帰る まだ火の欲しき 夕べかな 奥野温子
佳作…物植うや 泥手で背の 虻はらふ 高谷久吉
以上の5句が優秀句として発表され、それぞれ賞品を授与し、盛会の内に終了しました。