[報告] 市内集会報告

第58回白杖安全デー実行委員会
 去る3月16日、「なあなあ聞いて!私たちの声~視覚障害者の安全な外出のために~」をテーマに、第58回白杖安全デー京都市内集会を開催いたしました。
 5年ぶりの集会型での開催ということもあって、効果的な啓発活動を行うための会場の選定や内容などが、実行委員会の中でも大きな検討課題となりましたが、最終的には「市内地域福祉大会」の後、午後に、京都ライトハウスあけぼのホールで開催することができました。
 内容としては、前半のアトラクションとしての落語、後半の座談会という2部構成で行いました。
 落語では、桂(かつら)鹿(しか)えもん氏、桂(かつら)福点(ふくてん)氏のお二人に落語を披露いただきました。特に視覚障害当事者でもある桂福点氏の落語では、映像や効果音などを組み合わせた「落ちない落語」を披露いただき、参加者全員で盛り上がることができました。   
 後半の座談会は、「なあなあ聞いて! 私たちの声~視覚障害者の安全な外出のために~」をテーマに、パネリストとして吉川典雄(よしかわ のりお)氏、森永佳恵(もりなが よしえ)氏、橋本匡子(はしもと きょうこ)氏の3名の当事者、そして日本歩行訓練士会事務局長・日本ライトハウス養成部部長でもある堀内恭子(ほりうち きょうこ)氏に登壇いただきました。当事者パネリストからのこれまでの経験談や、堀内氏のまとめとしての感想などを通じて、視覚障害者の安全な移動のためには、より多くの府・市民の方々からの声掛けが必要であること、そして当事者同士で、白杖の有効性など再認識し、まだ白杖を持つことに抵抗を感じている当事者へ促しをしていくことが大切であることを共有できました。
 当日は、雨天にもかかわらず、90名ほどの方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆さん、どうもありがとうございました。
                  


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