(報告)韓国の視覚障害者と京都で交流

文化部長 小島 文夫
 1月17日から20日にかけて、第3回日韓視覚障害者の国際交流行事が、日盲連主幹で開催されました。
 1月17日午前、関西国際空港に到着した韓国からの来訪者14名(視覚障害者7名)は、日本ライトハウス・大阪府立視覚支援学校を見学の後、夕方京都に入られました。
 19時15分から「しょうざん『千寿閣』」にて行われた懇親会では、久保事業企画部長の元気な司会で、日盲連竹下会長・日盲委笹川理事長・韓国視覚障害者連合会(KBU)チェ・ドンイク会長の挨拶と続き、京視協田尻副会長の乾杯で宴に入りました。自己紹介の後、「障害者権利条約」について日盲連・韓国視覚障害者連合会の会長より、それぞれ現状報告がありました。韓国と同様、日本においても一日も早く批准されるよう運動を進めていきたいとの思いを新たにしました。その後、「ジャンケン大会」で交流を深め、京視協内野会長の閉会挨拶で楽しい懇親会の幕を閉じました。
 翌18日は、朝10時より船岡寮をはじめとする京都ライトハウスの施設を韓国の人たちに見学していただき、昼食の後、4階あけぼのホールにて交流会を行いました。まず初めにチェ・ドンイク会長、日盲連鈴木副会長、京視協内野会長より、各組織の説明が行われました。その後、趣味や就労に関する現状と課題について報告し合いました。また、スポーツは日盲連の鈴木副会長・女性は日盲連女性協議会の新城協議会長の進行によって分科会を行いました。
 趣味やスポーツについて、日本と韓国ではそれほど大きな差がない様に感じましたが、ブラインドサッカーが韓国においては大変盛んに行われていることに少し驚かされました。三療においては、両国ともに治療院という形では厳しい状況になってきており、最近では大きな会社での社員に対する治療家(ヘルスキーパー)が多くなったとのことでした。4時間にわたる交流会もあっという間で、最後に参加者全員で記念撮影をして終了しました。
 その後韓国の人達は、20日午前中まで京都を観光され、大阪で昼食にお好み焼を食べて、夕刻韓国に帰国されました。


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