[お知らせ] 地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の全駅設置及び四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設
京都市交通局では、地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の全駅設置計画について、新型コロナウイルスの影響による危機的財政状況を踏まえ延期していましたが、この度、計画を再開します。また、長年の懸念であった四条駅の阪急連絡通路へのエレベーターを新設します。
1.地下鉄烏丸線可動式ホーム柵の全駅設置
烏丸線では、現在、乗降人員の多い京都、四条、烏丸御池、北大路駅に可動式ホーム柵を設置しています。その他の駅へは2028年度中に設置する計画としていましたが、新型コロナウイルスによる財政への影響を踏まえ延期していました。
この度、コロナ禍からのお客様数の回復に伴い、本市地下鉄事業の財政状況が一定回復傾向にあることなどから、ホームの安全性向上に万全を期すため、設置計画を進めます。
スケジュール:
2025~2026年度 設計
2027年度~ 製作
2028年度~ 順次設置、運用開始
2030年度上半期 全駅へ設置完了
*竹田駅については、地下鉄線が使用する2・3番ホームに設置。
2.四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設
四条駅と阪急烏丸駅を結ぶ連絡通路には約2メートルの高低差がありますが、物理的な制約がありこれまでエレベーターやスロープが設置できず、車イスやベビーカーをご利用のお客様などには、駅係員が操作する階段昇降機もしくは迂回するルートをご利用いただいており、ご不便をおかけしていました。長年の懸案を解決するため、エレベーターメーカーと協議を重ねた結果、スロープや設置位置の工夫と特注のエレベーターの導入により、設置することが可能となったことから、連絡通路へのエレベーター設置に着手します。
スケジュール:
2025年度 設計、製作
2026年度末 設置完了、運用開始
問合せ:京都市交通局高速鉄道部技術監理課
(電話 075-863-5216)
京都市交通局高速鉄道部電気課
(電話 075-863-5274)