[地域団体より報告] 2024年度京丹後市視覚障害者交流研修会の報告
京丹後市視覚障害者協会(京丹後視協《きょうたんごしきょう》)
会長 吉岡 市次郎(よしおか いちじろう)
去る6月27日に、京丹後市と市教育委員会が主催する「京丹後市視覚障害者交流研修会」が京丹後市大宮町《きょうたんごしおおみやちょう》の「ふれあい工房《こうぼう》」で開催されました。当日は、蒸し暑い日にもかかわらず、京丹後視協会員(付添い含む)14人や市教育委員会の職員の方など合わせて22名が参加されました。
まず初めに、来年開催される万博について、京丹後市商工振興課 岡﨑貴徳(おかざき たかのり)係長が「大阪・関西万博で見ることのできる未来」というテーマで、講演をされました。正式には「万国博覧会」ということで、日本は1970年に実施された大阪万博がありましたが、それ以外にもミニ万博として、筑波の科学博覧会や沖縄の海洋博覧会などありました。第1回目は、1851年にロンドンで実施されたみたいです。万博は、半世紀に一度ぐらいでなかなか見ることができないので、機会があれば見学に行ってほしいということでした。
講話の後は、工房の方に移動して、エコバッグの染色体験をしました。用意されたエコバッグに、動物や花や海産物などの多くの型を使って、色々と色を塗っていきます。それぞれイメージしながら作るのですが、初めは戸惑いました。しかしながら、徐々にイメージが広がって、皆さんそれぞれ様々な形を作り始めて、ヘルパーさんに手伝ってもらいながら色を塗り、結構良い物ができました。
とても良い体験・学習になりましたが、やはり参加者が少なくて、もっと多くの人達に参加していただければと思いました。
当日の様子です