南部アイセンターだより>

1.講演会「よろしおすえ、京ことば」を開催
 6月13日、「京ことば」を次世代に語り継ぐために広く活動されているグループ、「京ことばの会」の金子京子(かねこ きょうこ)さんと尾崎美和(おざき みわ)さんをお招きし、講演会「よろしおすえ、京ことば」を開催しました。
 「京ことば」は、都人(みやこびと)の息づかいや生活文化を感じることのできる、暮らしに根ざして語り継がれてきた言葉だそうです。講演の中では、平安時代のお公家《くげ》さんの言葉から「京ことば」にまつわる今どきのエピソードまで、興味深いお話を聞かせていただきました。
 後半では、参加者の皆さんに「京ことば」についての体験談などを語っていただきました。愉快なお話や「へえ!」と思うようなお話がたくさんありましたが、長くなりそうですので、ここで紹介するのは控えておきます。残念です。
 「京都人はいけずやし」という言葉をときどき耳にします。「お茶漬けでもどうどす」という言葉は、全国的にけっこう有名みたいです。金子さんは、「相手を傷つけないように、遠回しに表現するのが『京ことば』の特徴の一つなんですよ」とおっしゃっていました。
 「京ことば」がちりばめられた金子さんと尾崎さんのお話を聞いていると、なんといいますか、ほんわかした気持ちになります。お二人は、「おおきに」とおっしゃってアイセンターをあとにされました。
2.川柳句会「万華鏡」・6月
 優秀作は自由句の中から、宇治市の小谷正義(こたに まさよし)さんの
 街《まち》かどで 「おじい」と呼《よ》ばれ 周《まわ》り見《み》る
でした。
 これこそまさにシルバー川柳、その方面に応募したら入選するかもしれませんね。
 ある視覚障害者の方が、「席をゆずってくれたのは白杖を持っていたからなのか、それとも年寄りに見えたからなのか、いやあ、悩ましいところですよね」とおっしゃっていたのを思い出しました。それは、きっと白杖を持っていたからですよ。
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