<南部アイセンターだより>

1.第57回白杖安全デー府内南部集会開催
 2月18日、京都府情報コミュニケーションプラザにおいて白杖安全デー南部集会が開催されました。
 特に南部各地域の代表の方がそれぞれの災害への取り組みについてお話をされていたことが印象的でした。防災ベストや命のカプセルなど新しい知識を得ました。元旦の能登半島地震発生という大変な年明けとなりました。近年、地震や豪雨による災害が増加してきているように思われます。今回の取り組みにより、視覚障害者にとっての防災の重要性が少しでも理解していただけたのではないかと思います。
2.川柳句会「万華鏡」・2月
 お題は「寒い」、優秀作は宇治市の伊藤礼子(いとう れいこ)さんの
 寒《さむ》い日《ひ》の 窓《まど》開《あ》けさせる 鳥《とり》の声《こえ》
でした。
 寒い日、窓を開けたら外の冷たい空気が入ってくるとわかっているのに、鳥さんの声が聞こえてきたのがうれしくて、ついつい窓を…そんな情景でしょうか。
 句会「万華鏡」では、いつも会の終わりに次回のお題が提案されます。すると参加者の中から「難しい」とか「どうしよう」という声があがります。そう言いつつも、皆さんは創作の苦しみを楽しんでおられるみたいです。「万華鏡」はそんな楽しい句会です。
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