「視覚障害者ガイドヘルパーの日」記念事業を開催しました
2023年12月3日(日)13時から、「視覚障害者ガイドヘルパーの日」記念事業を開催しました。
第1部では、日本視覚障害者団体連合の記念式典のyoutube配信を視聴しました。
第2部は、京都ライトハウス(中部)・南部アイセンター(南部)・丹後視力障害者福祉センター「あい丹後」(北部)の3会場をオンライン(Zoom)でつなぎ、京都独自のイベントを開催しました。
石川理事の司会で開会したイベントは、各会場1名ずつ、合計3名の利用者代表から、同行援護やガイドヘルパーへの想いを話していただく、リレートークを行いました。「ガイドヘルパー制度を利用して自分の意思で行動でき、自立して過ごす充実感がある」、「いろんな話題を話したり、目から入ってくる様々な情報を教えていただき、楽しく外出できている」など、同行援護制度の意義やガイドヘルパーさんへの感謝の思いが語られました。その後、ライトハウス会場からガイドヘルパー代表1名の方にお話しいただきました。「利用者さんのひたむきな姿に触れて、いろいろと学ばせてもらっている。出会いの一つ一つが人生の財産になっている」と話されると、3会場から感謝の拍手が送られました。
最後は、コーラスグループさざなみのメンバーの方々に、ガイドヘルパーへの感謝の思いを込めた歌声を披露していただき、吉川副会長の閉会挨拶で、終了しました。
第3部は、参加者のご協力をいただき、西大路四条交差点、高野交差点、醍醐アルプラザ、城陽アルプラザの4か所でのチラシ配布等の啓発活動を行いました。
この取り組みは、当日夜のNHK総合テレビ関西のニュースと翌日の京都新聞、12月7日の洛タイ新報で取り上げていただき、市民の皆さんにも、同行援護やガイドヘルパーのことについて知っていただくことができたのではないかと思います。
本会では、視覚障害者の外出を支える大切なこの制度を広く知ってもらい、担い手不足をはじめとする課題解消に取り組んでいくとともに、記念事業についても継続して実施していきたいと考えています。
寒い中、記念事業及び啓発活動にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。