成人講座のご案内(第2報)
文化部
新型コロナ禍以前は年に数回、「副音声による映画上映体験会」を開催していました。今年度の成人講座はその副音声製作の裏側を覗いてみたいと思います。
体験会で音声解説を入れてくださった「京都リップル」の方をお迎えして、「京都リップル」の活動や解説の作り方、苦労話などをお聞きしたいと思います。その後、日本の原爆開発を背景に時代に翻弄《ほんろう》された若者たちの姿を描いた映画「太陽《たいよう》の子《こ》」を解説付きで上映します。シネマデイジーにも入っているため、お聞きになった方も多いのではと思います。
是非ご参加ください。
日時:9月4日(日) 13時~15時30分(開場12時30分)
会場:京都ライトハウス 4階 あけぼのホール
参加費:無料。会員外の参加も可。
定員:80名
申込み:8月31日(水)までに、お名前と連絡先電話番号、付添いの有無を京視協事務所(電話 075-462-2414)へお申し出ください。(新型コロナの感染状況により中止となる場合もあります。その場合は申し込みいただいた方へ別途ご連絡します)
問合せ:文化部長 中村 健(なかむら けん)
(電話 090-1677-8465)
〇「太陽の子」
柳楽優弥(やぎら ゆうや)、有村架純(ありむら かすみ)、三浦春馬(みうら はるま)の共演で、2020年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」を、ドラマ版とは異なる視点で描いていく劇場版。戦況が最終局面を迎えた1945年の夏。科学者・石村修(いしむら しゅう)と研究員たちは、国の未来のために原子核爆弾の研究開発を進めていた。建物疎開で家を失った朝倉世津(あさくら せつ)は、幼なじみの修の家に住むことになり、戦地から修の弟・裕之(ひろゆき)が一時帰宅し、3人は久しぶりに再会する。戦地で深い心の傷を負った裕之、物理学研究の裏側にある恐ろしさに葛藤を抱えていた修、そんな2人を力強く包み込む世津は、戦争が終わった後の世界を考え始めていた。そして、運命の8月6日が訪れてしまう。修役を柳楽、世津役を有村、裕之役を三浦がそれぞれ演じるほか、田中裕子(たなか ゆうこ)、國村隼(くにむら じゅん)、イッセー尾形(おがた)、山本晋也(やまもと しんや)らが脇を固める。監督は連続テレビ小説「ひよっこ」、大河ドラマ「青天《せいてん》を衝《つ》け」の黒崎博(くろさき ひろし)。2021年製作。