[地域団体より報告] 2022年度京丹後市視覚障害者交流研修会の報告
京都府視覚障害者協会京丹後支部
支部長 小山金三(こやま きんぞう)
去る6月21日、京丹後市と市教育委員会が主催する「京丹後市視覚障害者研修会」が京丹後市大宮町《きょうたんごしおおみやちょう》の「大宮ふれあい工房」で開催されました。当日は時々雨も降る蒸し暑い日にもかかわらず、支部会員(付添い含む)18人や市教育委員会の職員の方など合わせて25名が参加されました。
当日はまず、ハープギター奏者、安田守彦(やすだ もりひこ)さんの素敵な演奏を聞きました。マンドリンのような静かな音色で心が安らぎました。その後、実習室に移動して陶芸を体験しました。手を水につけ、粘土のかたまりが乗った「ろくろ」を回しながら、それぞれ自分が思い描く形に整えていきました。開始から30分もすると出来上がる人がでてきました。各自講師に作品の出来栄えを見てもらい、この日の作業は終了しました。作品はふれあい工房にお預けし、後日焼いてもらいます。どんな感じに焼き上がるのか今から待ち遠しいかぎりです。
皆さん十分に楽しまれたようです。今年は午後のみの開催でしたが、1日通しての研修会にしてほしいと言う声を多くの参加者から聞きました。スケジュールが合わずしかたなく欠席された方もおられ、参加者は例年に比べやや少な目でした。来年はさらに多くの会員の方に参加いただけたらと願うばかりです。