<南部アイセンターだより>
点字京都の読者の皆さん、こんにちは。
ゴールデンウイークの人込みが一段落したあとの新型コロナの広がりを気にかけておられた方も多いと思います。そんな中ですが、アイセンターでは皆さん方のご協力をいただきながら、通常どおりの活動が続けられています。
1.城陽市委託視覚障害者向けパソコン講習会
今年度もこの5月から、城陽市委託の視覚障害者向けパソコン講習会がスタートしました。およそ7年前にこの講習会がスタートしたときの受講者は、初級コースの3名のみでした。その後、少しずつ受講者が増え、今年度は初級コース5名、上級コース7名となっています。
講師としてのセンター長はまだまだ健在ですが、それに代わる講師の後継者も誕生しつつあります。この講習会を継続していくために、講師の後継者は課題の一つでした。新しい講師の方には大いに期待を寄せているところです。
なお、この講習会は城陽市民の方を対象に開講しているものです。城陽市にお住まいの視覚障害者の方で興味がおありの方は、ぜひお問い合わせいただければと思います。
2.センター長より、アイセンターへの点字ブロックについて
先日、昨年の秋に敷設されたJR城陽駅からアイセンターまでの点字ブロックに沿って久しぶりに歩く機会がありました。そして、迷うことなくアイセンターにたどりつくことができました。
敷設前にここを歩いたとき、知らず知らずのうちに車道に出てしまって通りがかりの人に助けてもらったことのある私は、改めて点字ブロックの大切さを身をもって知ることができました。
3.川柳句会「万華鏡」・5月
優秀作は自由句の中から、宇治市の山之内純子(やまのうち じゅんこ)さんの
手強《てごわ》いな 言《い》うこと聞《き》かぬ スマホかな
でした。
山之内さんは、最近ようやくスマホを手に入れたそうです。現在スマホを使いこなしておられる方も、初めのころはこんな感じだったのでしょうか。
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電話 0774-54-6311(平日9時~17時)