[地域団体より 報告] 「この指止まれ!集まろう会!」の報告
京都市山科視覚障害児者協会
名称は異なるものの、視覚障害者が集まり、いろんな話に花を咲かせる、いわゆる「井戸端会議」が各地域で広がりつつあります。スタイルは異なりますが、当会では会員相互で実行しています。
新型コロナ感染予防のため、しばらく休止していた「この指止まれ!集まろう会!」を、コロナが落ち着きを見せ始めたこともあり、去る11月18日、山科身体障害者福祉会館にて実施しました。それまで少ないメンバーで実施することはありましたが、今回は会員の3分の1にあたる12名の会員と、5名のボランティアさんが参加してくださいました。
前半は、参加された方に近況報告、困りごとなどをお話していただきました。ルールとしまして、一言でもお話ししていただくことにしています(参加者がわかるため)。
お話の内容としては、スマートフォンの勉強を始めたこと、健康維持のため散歩を日課にしていること、経営者が治療所を閉鎖し現在職探しをしていること、初めてインスタント食品を作り失敗したことなど様々な話をお聞きすることができました。中には、歩いていて方向を間違え、危険な目に会い、近くの人に助けてもらって命拾いをしたなどヒヤッとするお話もありました。また、困りごとも複数。皆さまで知恵を出し、一応の回答が出たのではないでしょうか。
後半はまさしく井戸端会議。いろんな話題が飛び交い15時前に終了しました。皆さま、新型コロナの中でも前向きに進まれていることに安堵しました。中には、リハビリがてらに来ていただいた方もおられました。
このような行事を継続できているのは、ガイドヘルプ制度の助けが大きいことを再認識しました。さらに、身体障害者福祉会館の援助があればこそこうして気軽に開催できることを感謝しなければなりません。
今後の予定としまして、1月20日(木)、2月17日(木)に開催予定です。いずれも身体障害者福祉会館にて14時からです。山科と言えばちょっと遠いように思えますが、地下鉄に乗ればすぐです。どの地域から来ていただいても歓迎します。なお、コーヒー・紅茶・ジュース等の飲み物は200円でお飲みいただけます。
お問い合わせ:京都市山科視覚障害児者協会会長
中村 健(なかむら けん)(090-1677-8465)