[報告] 白杖安全デー府内南部集会を終えて
京都府視覚障害者協会城陽支部
去る10月3日、アル・プラザ城陽のイベントコーナーにて白杖安全デー府内南部集会を開催しました。
各地域からお集まりくださった皆さま、ありがとうございました。
今年度は一般の市民の方に視覚障害について少しでも知っていただき、理解していただこうとこのようなオープンスペースで開催しました。
内容としましては、大和《やまと》ハープの演奏や本支部とボランティアさんによる白杖を持った人の手引きの仕方や声のかけ方、点字ブロックを題材にした寸劇、関西盲導犬協会職員の方と盲導犬ユーザーさんによるお話などでした。
大和ハープの演奏では急きょハープの製作者の方がギターの伴奏に来てくださり、とても素敵な演奏となり、アル・プラザ城陽でお買い物をしているお客さんたちも集まってきてくださいました。
寸劇は少々?心配していたのですが、ボランティアの皆さんの名演技で何とか無事に終わり、お買い物客の皆さんにも少しは伝わったのではないかと思います。
盲導犬のお話では、府内で活動している盲導犬が9頭のみ等のお話があり、皆さん熱心に聞いておられました。また盲導犬募金にもたくさんの方にご協力いただき、盲導犬協会から「心の温かい方が多く、とてもうれしかった」とのお声も聞いています。
このような場所での企画は初めてでどうなるのかとても心配していましたが、京視協の会員だけでなく、宇治市や城陽市などのボランティアさん、今までにかかわりを持ってくださった方、そしてアル・プラザ城陽にお買い物ついでに立ち寄られた方など、たくさんの方々に見ていただくことができました。不安はありましたがこのような場所で白杖安全デーを行ったことは意義があったのではないかと思います。
マイクの音量調節などいくつかの不手際はありましたが、なんとか無事に終えることが出来ました。これも準備段階から協力してくださった「朗読ボランティア陽声《ようせい》」「点訳ボランティアたんぽぽ」の皆さま、アル・プラザ城陽のスタッフの方々、京視協の職員の大きな支えがあってこそ出来たことでした。本当にありがとうございました。
後日、「城陽支部とボランティアさんの強いつながりを感じた」とのうれしい言葉をたくさんいただきました。改めて皆さんに支えられていることに感謝し、感動した一日でした。