<南部アイセンターだより>
1.近況報告
10月26日、筝曲家で、本会の副会長でもある岡田多栄子(おかだ たえこ)さんに来ていただき、「視覚障害者の職業としての音楽~筝曲~」というテーマでお話をしていただきました。お琴の演奏家になるまでの道のりや演奏活動を続けていく中でのエピソードなど、とても興味深いお話を聞かせていただきました。
お話の合間にはお琴の生演奏もありました。1曲演奏が終わるたびに会場からは大きな拍手があがり、感嘆のため息がもれていました。
視覚障害者の職業としてまず思い浮かぶのは鍼灸・マッサージですが、参加者の皆さんには、それとは違う世界もあるということがご理解いただけたのではないかと思います。
10月下旬のことです。城陽支部が、寺田駅東口のバス停に点字ブロックを敷設していただきたい旨の要望書を京都府に提出しました。ここは、近鉄でアイセンターに来られる方もよく利用されるバス停です。バス停を見つけるために、行ったり来たりした視覚障害者の方も少なくないと思います。ここに点字ブロックが敷設されれば、そういうこともなくなることでしょう。
11月末には京都府から回答がいただけるということです。期待を持って待ちたいと思います。
2.11月の川柳教室の報告
お題は「秋」、優秀作は宇治の今里弘美(いまさと ひろみ)さんの「大銀杏 抱えて秋を 欲しいまま」でした。
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