城陽市の防災ブック・ハザードマップを音声化
京都府視覚障害者協会城陽支部
城陽支部でいつもお世話になっている朗読ボランティア陽声(ようせい)さんが、このたび城陽市の防災ブック・ハザードマップを音声化し、CDにまとめてくださいました。CDを製作するきっかけは、支部の会員の一人が話の中で「城陽市に防災ブックはあるの?でも僕らにはわからへんなぁ。」という言葉からでした。それを聞いた朗読ボランティア陽声さんが、それなら私たちが作りましょうと半年近くかけて製作してくださいました。
ハザードマップは見えない、見えにくい私達にとって理解しにくいものも多いです。地図上に地震や洪水などを予測しその規模を線で色分けしてあるものや地図上の緊急避難場所がそれにあたりますが、音声化するにあたり小学校区ごとに分けて言葉で説明するなど工夫を凝らしていただき、とても分かりやすいCD となりました。近年、特に大きな地震や台風があり不安に思っている方も多いと思いますが、このCDが手元にあることで何度も繰り返し聞くことが出来、いざというときの不安も和らぐように思います。
このCDは京都新聞やFM宇治などでも取り上げられ、その意義や陽声さんの活動内容なども紹介されました。その反響は大きく、今では城陽市のホームページでも聞くことができます。
この防災ブック・ハザードマップが音声化されたことを多くの方に知っていただき、その必要性を感じていただければと思います。
このような取り組みが他の地域にも広がればと思い紹介させていただきました。