タンデムを楽しむ会の新年会に31名が参加 !早く来い!風を切ってタンデムに乗って走りたい!今年の初乗り!~
タンデムを楽しむ会 会長 白木 剛(しらき つよし)
1月26日に行われた新年会では、京丹後、宮津、舞鶴、綾部、福知山から参加した人総勢31名が、綾部市の保健福祉センターに集合しました。
前半は自己紹介。車いすで参加された足立健(あだち つよし)さんは「タンデムに乗るのが大好き」で「今日の日を楽しみにしていた」と、初参加の50代のご夫婦は「タンデム自転車に乗ってみたいと思って参加した」と意気込みを語っておられました。毎年のRUN伴(らんとも)にも協力していただいている綾部市社会福祉協議会の事務局長が、今回も忙しい中参加され、「天気予報では午前中雨、午後から晴れとなっていたので、午前中参加の私は雨男と言われないか心配していたが、晴れそうや!」と挨拶されました。それを受けて各人「私は晴れ女」「私は晴れ男」と皆が口々に言い、場が柔らかくなりました。
事務局長から、今年最初の取り組みであるので無理をしない日程と走行コースが説明されました。物足りないと思った人もおられたようですが、午前の部の最後の走行には多くの人が乗られました。
昼は栃餅入りのぜんざい。「焼いた餅」「焼かない餅」をそれぞれ注文して食べました。この栃餅が新鮮で大きく、よい香りで大好評でした。
食事が終わった方から、午後のタンデム乗りを開始し、車道まで出て走行する人がほとんどでした。
初参加のご夫婦はパイロットする奥さんに一人で前に乗って走ってもらい、走行中のガイドの仕方を学んでいただきました。次に目をつぶって後ろに乗ってもらいました。奥さんは「キャー!」「怖い!」と声を発していないと落ち着かない様子。さあそれではご主人を乗せてと言うと「無理!無理!」。ご主人に「公道に出ましょうか?」と言うと「はい」と言われましたので、市民病院まで走行しました。周りの景色や市民病院到着を説明すると3年ほど前に見舞いに来たなどと会話をしながら走行し、風が頬に当たるのは気持ちよいとおっしゃいました。タンデム自転車の行事をするたびに視覚障害者の仲間が増え、会員はすでに50名を超えました。タンデム自転車は独りぼっちの視覚障害者をなくす大事なツールであります。興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。
連絡先:白木(電話 0773-42-1523)