[地域団体より報告] 全員笑顔で走破! 社会にアピールする姿は美しい!
タンデムを楽しむ会
認知症になっても安心して暮らせる街づくりを目指すリレーイベント「RUN伴(ランとも)」に今年も視覚障害者が京都北部コースにタンデムで参加しました。
参加者は朝5時半に家を出た京丹後支部の野村(のむら)さん、舞鶴市の神田(かんだ)さんと堤(つつみ)相談員が誘われた田中(たなか)ご夫妻、常連の福知山市視覚障害者協会の田村(たむら)さんご家族、足立(あだち)ご夫妻、綾部支部の有道(ありみち)青年、タンデムを楽しむ会の白木(しらき)会長と森本(もりもと)副会長でした。
天候もよく、田中ご夫妻は「夫婦で外で楽しむのは数十年ぶりで楽しかった」、田村さんは娘さんの指示どおりに、嬉しそうに走っておられました。普段は見られない姿です。有道さんは物足りないようで、「全コースを走りたい」と言っておられました。自転車に乗ったすべての方が、「もっと乗りたかった」と爽やかな笑顔で訴えるように言われたことが印象に残りました。走行中、福祉施設では入所者や通所者が外に出て応援してくれたり、沿道を応援のクラクションを鳴らしていく車やランニングで参加している人とエールを交換しました。ゴールでは、待ち構えた数百人の人がタンデム自転車を触ったり、構造を聞いたりしていました。白木会長が終わりのくす玉割りをして、視覚障害者ここにありの姿を示すとともに、他の参加者を大いに激励しました。
なお、あい丹後所属の堤相談員や綾部のパイロット役の石川(いしかわ)さん、谷口(たにぐち)さん、伴走者の大島(おおしま)さん、西村(にしむら)さんなどの手助けは大変大きな役割を果たしてくれました。とりわけ堤さんは、自分で作ったのぼりを自転車につけて、タンデムの前や後ろについて安全運転をさせてくれました。相談員は会員を増やすことが目的ではありませんが、普段からこのような対応をし、相談に乗っておられるからこそ、結果として会員が増えていくのでしょうね。
*タンデム自転車の体験をご希望の方は、タンデムを楽しむ会会長の白木(し
らき)まで、ご連絡をください。地域団体での出張体験会も実施しています。(電話 080-2544-1875)
関連画像
揃いのTシャツを着て、笑顔でタンデムを楽しまれています。
皆さんで集合写真を撮りました。