[報告] 近畿視覚障害者フロアバレーボール大会報告
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場にて、第40回近畿視覚障害者フロアバレーボール大会が開催されました。
今年は、大阪、滋賀、兵庫、京都の4チームが集まり、熱戦の末、京都のスーパーモンキーズが優勝を果たしました。
1試合目の大阪戦は、後衛も前衛も次々とアタックが決まり、守備も堅く、集中して落ち着いたプレイができていたと思います。
2試合目の滋賀戦、前半は1試合目の勢いそのままで、速さだけでなく、コースを狙ったアタックで、積極的に攻撃できていましたが、後半になると疲れが出始め、ネットやアウトなどのミスが目立ちました。さらに1戦目のようなアタックがなかなか打てず、得点に繋がりませんでした。しかし、ベンチからの応援とアドバイスで冷静さを取り戻し、ブロックとレシーブで粘りを見せ、セットカウント2対0でゲームを制することができました。
3試合目の兵庫戦でも勢いは止まらず、点差をつけての1セット先取でした。しかし、2セット目で相手の追い上げに押され、いつの間にか接戦になっていました。アタックを打っても相手が食らいつき、勢いのある相手の攻撃に、守備も崩れてしまい、デュースまで粘ったものの2セット目を落としてしまいました。そして14対14から始まる3セット目も、16対17と僅差で敗れました。
結果として優勝はしたものの、悔いの残る試合となりました。
今回の試合で、個々の技術はもちろん、チーム内での個々の役割にも課題が見えた一方で、練習の成果を発揮でき、成長した部分に気付くこともでき、次に向けての自信にも繋がる試合となりました。
そして他チームと、次は負けないと握手を交わし、互いに称え合えたことで、また次の目標ができました。
一年後、それぞれのチームが強くなって集まれること、参加チームが増えることを楽しみに、これからも練習に励みたいと思います。
*見学者・体験者大歓迎です。練習はライトハウス4階あけぼのホールです。練習日などのお問い合わせは、京視協事務所へお願いします。