[地域団体より 報告] 「視覚障害者に対する投票支援について」と「関西ゴールボール京都大会出場」
舞鶴市視覚障害者協会
1.視覚障害者に対する投票支援について
8月4日、舞鶴市主催の成人講座において、舞鶴市選挙管理委員の担当者から次のように説明を受けました。
はじめは基礎的なことで、選挙とは政治を行う代表者を選ぶということ。選挙制度の5原則とは、1. 普通選挙、2. 平等選挙、3. 秘密選挙、4. 自由選挙、5. 直接選挙であるということ。
投票するためには、選挙管理委員会の作成する名簿に登録する必要があります。2016年度から18歳で選挙の投票が出来るようになり、国全体で有権者が240万人増えたそうです。
私たちが投票する際、介助者とともに投票所に入場できるようになりました。2016年からは住まい近くの投票場所へ行けば、代理投票の対応(職員2名による読み上げ代筆)や、眼鏡、点字器の用意があるようです。読み上げ代筆の場合、声が周りに聞こえるのではという懸念がありますが、個室はまだ無理なようです。
入院しておられる方、老人ホームに入っておられる方は不在者投票ができます。その場合はその施設内にて投票ができます。また郵便投票もできます。視覚障害者の場合、対象は視覚のほかに下肢・体幹・移動機能障害で障害者手帳1級、2級をお持ちの方、または要介護5などの、投票所まで行くのが困難な方です。
候補者の選挙公約は点字、テープ、CDなどで情報が得られるようにしてあり、勉強になりました。
視覚障害者でも選挙へ行けるような対応がありますので、一人でも多く投票に出かけましょう。
2.関西ゴールボール京都大会出場
8月5日、関西ゴールボール京都大会がライトハウス4階あけぼのホールで 実施されました。私たち「赤トンボチーム」の選手(綾部会員1名、舞鶴4名)は、立ち上げから半年間練習してきた成果を試すために大会に出場しました。神戸、大阪、滋賀、地元京都から総勢12チームが参加し、組み合わせで3試合しました。残念ながら敗れましたが、1試合目は5対3、2試合目は4対3、3試合目は2対1で、チームとしてはよく戦えたと思います。ゴールボールの試合はボールが速くて怪我するかもしれないと思われるでしょうが、規則を守って練習すれば大丈夫です。この競技は、いかにボールの中にあるスズの音を消し、相手の選手を惑わせるかが得点する鍵となります。工夫する面白さがあるスポーツですので、皆さんもぜひチャレンジしてください。問合わせは、舞鶴市視覚障害者協会 神田昌胤(かんだ まさつぐ)(電話 090-3729-2061)まで。