京丹後支部だより

京都府視覚障害者協会 京丹後支部
1.タンデム自転車の講習会を開催しました!
 去る6月15日、京丹後市網野町の京都工芸繊維大学京丹後キャンパス地域連携センターを会場に、タンデム自転車の講習会を開催しました。当支部の会員と付添者が18名、綾部・舞鶴・福知山の会員と付添者が8名、京都サイクリング協会から1名、タンデムを楽しむ会から2名の計29名の参加がありました。
 当日は、梅雨空で時折小雨が降り、北西の風が吹く肌寒い一日でしたが、参加された会員の中から7名の方が実際に乗車体験しました。すでに体験したことのある人、初めて体験する人など様々ですが、久しぶりの自転車に力が入り、体験できて良かったという声が多くありました。また、ある会員さんは「視覚障害になり、自転車には縁がないと思っていたので感激した」と話しておられました。
 舗装されている場所は走りやすく、ペダルを踏んでも軽く感じました。2回、3回と乗っていると慣れてきたのか声も出て、見ている方からは「格好いい!」との声援もありました。
 雨の影響もあり講習会は12時頃に終了し、会場近くの丹後視力障害者福祉センターに移動して昼食を食べ、皆さんと交流会を行いました。交流会ではタンデム自転車についての意見や、体験会・講習会を次回も開催してほしいとの意見があり、来年度も実施の方向で検討することになりました。
 次回開催する際は、皆さまのご参加をお待ちしています。
2.「視覚障害者交流研修会」に参加しました!
 去る6月21日、京丹後市教育委員会が毎年主催している、「視覚障害者交流研修会」が京丹後市峰山地域公民館で開催されました。
 京丹後市在住の視覚障害者と付添者が23名、京丹後市教育委員会のスタッフが5名の計28名で実施されました。
 この交流研修会は、京丹後市内の視覚障害者約250名に案内が送られますので、会員以外も毎年3~5名の参加があり、今年も支部への勧誘のチャンスと思い、京視協のパンフレット、支部行事の予定等を持参しましたが、会員外の参加はありませんでした。また、会員にも今回の交流研修会の参加の呼びかけを行ってきましたが、体調不良や通院等の理由で欠席された会員も多かったです。
 午前は、カーリングの陸上版である、カローリングというスポーツを体験しました。カーリングのストーンにローラーが付いており、転がして点数を競うスポーツです。この競技は体育館で行われ、体力の消耗も少なく、高齢者や障害のある方にも人気があるとのことです。
 午後は、風呂敷を使ってリュック・帽子等を作る講座でした。講師の先生の指導で簡単に帽子等を作ることができ、皆さん感心していました。また、災害時にも役立つので、避難グッズの中に入れておくのもいいと言われていました。
 この研修会は、役立つ情報を多く得られる研修会であり、参加することにより行政とのつながりもでき、交流の場として今後も大切にしなければならないと感じています。


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