[地域団体より報告] 「ダイヤ改正と優先座席について」
京都府視覚障害者協会 宮津支部
3月17日に、京都丹後鉄道で春のダイヤ改正が行われましたので、皆さまに情報提供いたします。
特徴は、昼間の通勤や通学客の少ない時間帯の運行を1時間に1本とし、毎時同分台に発着する運行設定がされています。これにより、高齢者や障害者が通院や買い物等で乗り遅れても、最低1時間待てば次の電車に乗れることとなりました。
また、乗降口に一番近い座席のシートに「優先座席」と明るい緑色の文字で表示されたシートカバーが取り付けられ、分かりやすくなりました。
このような対応や乗務員の障害者への配慮の教育は、昨年の福祉大会の後、申し入れをした経過によるものと推測され、地元で生活の足としている高齢者や障害者等の社会的弱者にとって大変ありがたいことです。
次は乗客の皆さまが、合理的配慮の心配りをしていただけるよう、日々の啓発活動が必要になってきます。また、地元の地域団体も考え方を一つにして、さらなる要望活動をしていくためにも、北部地域団体長会議の場でも協議し、地域支援部の関わり方も含めて、統一した行動をする必要があると考えます。