<南部アイセンターだより>

1.初の南部地域福祉大会に101名が参加!
 南部地域単独での初の開催でした。第1部では、長岡京市の山田(やまだ)さんの司会で各団体の要望を出し合いました。南部の7地域団体から多数が参加、うち6団体が行政や公共交通機関などへの要望事項を発表しました。 
 続いて、点字や朗読サークル6団体とJRPS京都から要望発表や挨拶をいただきました。地域団体間や各サークルからの要望などを聞いての交流は、おそらく初めてだったと思われます。各地域団体においては、ペーパーにまとめたものを地元の関係機関に要望書として速やかに提出することが求められますし、点字や朗読サークルからいただいたご意見には、真摯に検討して、私たちにできることを考えることが求められます。懇談会では、本部から、宇治市での鍼灸マッサージ助成制度全廃の動きが、近隣地域に波及するかもしれないことや、近鉄京都線各駅ホームで、内方線付き点字ブロックへの張り替えが進んでいることなどが報告されました。また、三日連続で京都新聞が転落事故を報道してくれた記事を、城陽市の朗読サークル「陽声」がデイジーに録音され、会場では早速ほしいとの声もありました。
 第2部は、宇治市の住岡(すみおか)さんの司会で楽しい集いとなりました。当センターで月2回楽しく練習されているオカリナサークル「スマイル」が見事な演奏を披露。アンコールに応えて「琵琶湖周航の歌」を演奏いただきました。
 続いて、宇治市の今里弘美(いまさと ひろみ)さんによる朗読は、いつ聴いても素晴らしく感じました。点字で読み進めつつ情感たっぷりです。
 最後は、地元の城陽市少年少女合唱団の歌声をたっぷり聞きました。お揃いのユニフォームを着ての、中学生や高校生を中心とした若々しい合唱は、息もピッタリでした。鳴りやまぬ拍手に応えてのアンコールは「翼をください」でした。同合唱団は、これまでもオーストリアを訪ねてウイーン少年合唱団とも交流があります。ぜひ、頑張っていただきたいものです。
       (各団体からの要望項目等の発表を聞く参加者の皆さん)
2.「八幡市でのつどい」について
 八幡市内から当センターに通うには、何度も乗り換え、時間も
2時間近くかかるので、昨年から相談員とともに、八幡市役所のご支援もいただき、毎月、現地で「見えない・見えにくい方のふれあいの集い」を開催しており、点字や朗読サークルの方も毎月参加いただいています。3月28日は、サークルの方中心の
交流会。両サークルから14名も来ていただき、総勢33名が参加されました。朗読
サークル「よむよむ」会員による見事な朗読の後、飛び入り参加の八幡市の
「楽碁会(らくごかい)」(視覚障害者も参加している囲碁を楽しむ会)の方が、
パソコンを持ち込んで、やすしきよしの漫才を聞かせてくださり、大笑い。続いて、参加者のハーモニカ演奏。アンコールに応えて「赤とんぼ」も披露。最後は、
点字サークル「さわらび」会員が各テーブルについていただいての百人一首での
「坊主めくり」で、またまた大笑い。
 八幡支部は、この集いの場を活かして、時々例会を開いて連絡や相談をしていて、この日も終わった後に集まっていました。
 なお、この集いは、4月からは毎月第1水曜日、13時から開始になります。
会場は、男山の生涯学習センターです。4月は、花見を兼ねての白杖歩行体験、5月は「点字ラベルを作ろう」です。他地域の方も、のぞいてみてください。

関連画像


各団体からの要望発表や、それを聞く参加者の様子です。


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