やっと穏やかな日々がと言いたいところですが、世界中には争い事や天災等たくさんあって、歯がゆい思いで過ごす毎日です。
そんな中、私事にはなりますが今まで何の興味もわかなかったプロ野球にすっかりハマってしまい熱中する日々が続いたり、また年齢を感じながらではありますが、ちょっと遠出の日帰り旅行も楽しむことができました。
さて、料理教室も無事12月を迎える事ができ、今回は恒例のクリスマスメニューとなっています。お楽しみのスイーツも加わって、ヨーロッパムードあふれるものとなりました。
いろいろと、工夫をしながら進めてくださった先生方、本当に有難うございました。
《本日のMENU》
『フライパンで簡単 パエリア カレー風味』
『ポルペッティーニ (イタリア風肉団子)』
『抹茶風味の トライフルパフェ』
【本日の感想】
今年最後の料理教室は、国際色豊かでクリスマスシーズンにぴったりなメニューが揃いました。
まず、カレー風味のパエリアは、スペインバレンシア地方の郷土料理です。
今回はサフランの代わりにカレー粉を使い、色と香りを出し、大ぶりのシーフードミックスと殻付きのアサリ、そしてベーコンも入ったボリュームのある一品になりました。
さらに、ミニトマトの赤、ピーマンの緑も加わり、綺麗なクリスマスカラーに仕上がりました。お味の方は、海の幸と山の幸の旨みをカレー粉の香りで一つにまとめて優しい味にできあがりました。
二品目はイタリアのポルペッティーニが登場。
オリーブオイルで炒めたニンニク、玉葱、しめじ、マッシュルームをあらごしのトマトの水煮で煮立て、そこへ合い挽き肉の肉団子を入れて、蓋をして10分ほど煮て出来上がりです。肉団子を作るときに粉チーズを入れるとチーズの旨味がスープに溶け出して、コクと酸味のバランスの取れた優しい味に仕上がりました。トマトの赤い色にも元気を貰いました。
三品目は抹茶クリームをかけたパフェです。
カットした今川焼きをグラスの中に入れたら、生クリーム、フルーツ、胡桃を層になるように重ねていきます。栗の甘露煮も入って、抹茶クリームをかけて、銀の粒々のアラザンと赤いフランボワーズで飾りをつけたらグラスの中に小さなもみの木が現れました。
目でも舌でも味わえる今回の三品。このようなささやかな幸せが世界中の誰にでも訪れるように、と祈らずにはいられません。
そんな気持ちにさせてくれた三品でもありました。