メルマガ色鉛筆 第24回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 特別号

発行 京都府視覚障害者協会
50本揃ったメルマガ色鉛筆
■視覚リハとのつながりが濃い!■
メルマガ色鉛筆のレポートはこんなにカラフル!創刊から50のレポートを配信!視覚リハビリテーションと色鉛筆には、以下のような密接なつながりがある。
◆視覚リハビリテーションでのエピソードが盛り込まれたレポート 7本
◆視覚リハビリテーションを利用したことがあるライターのレポート 33本
◆視覚リハビリテーション・視覚障害者福祉と関わりがあるライターによるレポート 10本
■レポートテーマ分類■
仕事をテーマにしたレポート 5本
子育てをテーマにしたレポート 3本
教育をテーマにしたレポート 3本
点字をテーマにしたレポート 2本
歩行をテーマにしたレポート 2本
心をテーマにしたレポート 2本
介護をテーマにしたレポート 1本
恋愛をテーマにしたレポート 1本
家族をテーマにしたレポート 2本
趣味・スポーツ・旅行・娯楽をテーマにしたレポート 10本
暮らしの中での発見や出来事をテーマにしたレポート 12本
情報全般をテーマにしたレポート 7本
■レポート一覧■
★仕事★ 第1号 仕事サロンに参加して
★趣味★ 増刊第1号 見えなくてもとりあえずトライ!陶芸に心満たされて
★暮らし★ 第2号 カラー講座に参加して
★点字★ 第3号 触って感じて、あきらめない心を育んで
★暮らし★ 増刊第2号 心ふるえる出会いに、涙あふれて
★情報★ 第4号 今年をふり返ってこれは便利の声
★子育て★ 第5号 アレルギーっ子と共に
★暮らし★ 増刊第3号 やりたいことをやる、行きたいところに行く、それが青年部です!
★歩行★ 第6号 点字ブロックは私たちの道しるべ
★趣味★ 第7号 沖縄音楽と僕の暮らし
★暮らし★ 増刊第4号 初春に心豊かなひと時を!
★趣味★ 第8号 走ることについて
★暮らし★ 第9号 入院、そして車椅子生活を振り返って
★心★ 第10号 ゆっくりゆっくり私とおしゃべり 気付けば可能性はすぐそばに
★介護★ 第11号 義母と私の豊かな老後のために
★趣味★ 第12号 見えない・見えにくい人の鉄道ライフ
★趣味★ 増刊第5号 見て楽しい鉄道、聴いて楽しい鉄道、そこには人々の暮らしがある!
★暮らし★ 第13号 色々なボランティア活動に参加して
★情報★ 第14号 アイフォーンユーザーの実情に迫れ
★情報★ 第15号 私たちのちょっとした生活術~台所編~
★仕事★ 第16号 見える人の中で働くということ
★恋愛★ 第17号 少しずつ色をつけてく、私の暮らし
★子育て★ 第18号 母が私に見せてくれたもの
★仕事★ 第19号 心に情報の虹のかけはしを!
★情報★ 第20号 アイフォーンはキー操作もあるよ
★暮らし★ 第21号 長い
★趣味★ 第22号 泳ぐこと、最高にハッピー!
★教育★ 第23号 生涯における三つの入り口への思い
★心★ 第24号 次に変わるのは
★家族★ 第25号 こんな夫婦もいる
★教育★ 第26号 統合教育の中で僕が感じたこと、培ったこと
★仕事★ 第27号 障がい者のためのキャリアサポートセンターの必要性について
★暮らし★ 第28号 あるある失敗談
★趣味★ 第29号 ダンスと私
★暮らし★ 第30号 あるある失敗談2
★仕事★ 第31号 見えにくくなって仕事を辞めた時の思いと今
★暮らし★ 第32号 あるある失敗談3
★暮らし★ 第33号 見えない私のシングルライフ
★情報★ 第34号 アイフォーン最新機種の誘惑(色鉛筆編集チーム)
★歩行★ 第35号 これからもどんどん外出を楽しみたい!
★趣味★ 第36号 言葉の庭先案内に誘われて!
★点字★ 第37号 点字で開くワンダーランドへの扉
★家族★ 第38号 愛しき My bitter home
★子育て★ 第39号 子育て-相談室の生徒に教わったこと-
★暮らし★ 第40号 永遠の相棒!
★教育★ 第41号 眼の疲労と英文読書
★教育★ 第42号 「今」を全力で生きる
★情報★ 第43号 アイフォーン神アプリの一日物語
★趣味★ 第44号 私の趣味は…ギター練習です
★趣味★ 第45号 「ゆうづる5号」北へ
■読者の側からメルマガ色鉛筆の有用性を問う!■
読者の皆様、こんにちは。
メルマガ色鉛筆編集チームです。
メルマガ色鉛筆 小さなアンケートに御協力頂いた皆さん、ありがとうございました。
編集部に寄せられたお声はとってもカラフル!
レポートにし、少しずつ配信させて頂きます。
たくさんのお声の全てをお届けするには時間がかかりそうです。
どうかご了承ください。
まだ見ぬ仲間に「一人ぼっちじゃない」を届けたい、この思いで生まれたメルマガ色鉛筆、今、読者の皆様とのつながりの力をたっぷり頂き、パワー全開です。
さて、ここからは「メルマガ色鉛筆をきっかけに・・・」という書き出しで届いたコメント達が続々と登場します。
今回の配信は「メルマガ色鉛筆 小さなアンケート 共有しましょう1」です。
さあ、色鉛筆に寄せられた思いを、みんなで共有していきましょう。
ここからは、当事者の皆様からのお声です。
★自分と違う障害を持つ人達の事に、幅広く目を向けようとする気持ちが、以前より強くなった気がする。
自分は先天の全盲だが、弱視の人、中途失明の人、進行性のびょうきの人、他の障害を併せ持つ人。
又、同じ障害を持っていても、年齢や男女によって、置かれている状況や考えている事はさまざま。
そういう事に、より関心を持って生活出来る様になったと思う。
★皆さん長文をすごいなと感じます、
中には鉄道好きは、あの人やな、アイ兄はあの人やなと思いながら聴いています
ところでauからガラホが出るとの事、らくらくホンで慣れた僕にはドコモにも、ガラホを出して欲しいと願っています。
富士通さんにみんなで要望しませんか?
(六十代の男性弱視)
★人それぞれいろいろな思いや日々様々な体験をしながら生活をしていますが、よく似た考えの人、すごくポジティブな人……。
私も基本的にプラス思考のつもりですが、レポートの皆さんからパワーをいただいております。
(弱視 女性 56歳)
★18号の「母の教育」の記事を読んで、多くの子育て中のママさんたちにも読んでいただきたいなと思いました。
わが子に色んな体験をさせてあげたいという母の思いを、しっかりと受け継がれた娘さんの思いが伝わって、何度も泣きました。
29号の「ダンスに挑戦」の記事では、音楽や歌は知っていても、ダンスは「だ・ん・す」という言葉でしかなかったという表現にはっとしました。
「メルマガ色鉛筆に、その都度感想を返信できればいいのになあ」と思います。
★身体に障害が有ると、外出も面倒で、色々な望みも遠慮がちになり、周りを見ても、自分が世の中で一番の不幸者!?と思う日々でした。
患者の会に参加した事や、メルマガ色鉛筆のお陰様で、大変なのは、自分だけじゃ無い事が分かり、メルマガ色鉛筆のレポートの皆様の明るく前向きな様子が心の支えに成って居ります。
(福島県在住 五十代後半 中途視覚障害 男性)
★自分以外の視覚障害者の生き方に関心が高まり、連帯感を感じ、勇気や感動をもらうことが多いです。
★2009年7月に見えなくなり通勤を断念した初老です。
企画、読者アンケートをチャレンジされた事に敬意を表します。
このメールに返信できるのを知らなかったので、嬉しい限りです。
私は、視覚障害リハビリテーション研究発表大会に2012年から参加を始め、
昨年は京都へも参りました。
大会の翌日には「さわさわ」にも立ち寄らせて頂きました。
そして京都は多士済々で素晴らしいと感じて帰りました。
今回の企画の根本が「自分達だけで考えるのでなく、みなさんと作って」とあったのは素晴らしいです。
自分も書きたいと思うようになった。
いつか参加できたらいいと思って練習を開始した。
昨年の秋にNHKラジオ第二放送で番組の感想や意見の募集があったので応募した。
そしたら取材に来てくれて、11月16日の視覚障害ナビラジオに3分登場できた。
おまけにNHK総合テレビ30日の11時からの番組にも映像つきででた。
見えていた頃の仲間にも現在の私を知ってもらえる状態となっている。
(新潟県 原因不明の視神経萎縮)
★同じ視覚障害者でも考え方に大きな違いがあることを感じました。
一人でどこへも出かけられる人、誰かに付き添わないと出かけられない人、何にでもチャレンジする人、できることに自ら制限をする人、さまざまなパターンがあります。
視覚障害者というひとくくりでは、つかみきれないことがわかりました。
(中途視覚障害)
★20年位前からグループ活動をしています。
一番ちからをいれているのは漢字教室です。
パソコンを使って文章を書くときにどうしても必要です。
テキストをつかって、指導者も与えられて、毎月1回の勉強会を楽しみにしています。
そんななかで、実は私たちも「色鉛筆」のような企画を考えました。
感じがまだ十分でないので、四苦八苦したあげく、だれも原稿をだしてくれなくなってしまいました。
漢字教室はいまでも続いています。
色鉛筆の作品はいろんな立場、いろんなおもいでつづられたものとおもいます。
私たちも続けていればよきライバルとなったのではないかとおもうと、残念ですが、漢字教室の仲間にもう一度よびかけてみようかなとはおもっています。
たぶんだめだとはおもうのですが・・・。
ちなみに、私たちのグループは一番若くて60歳です。
「色鉛筆」の仲間はどのくらいなのでしょうか、原稿を見る限り、若い人が多いようにおもうのですが、いろいろ勉強になっています。
参考にさせていただいています。
長く長くつづけてください。
(66歳、男、中途失明、奈良県)
★仲間(いろえんぴつ読者)が集まったときなど共通の話題に話しがはずむ。
日常生活の中で同じ思いをしていることがわかり、自分だけではないのだと確認し安堵を覚えた。
また私とは違ったご苦労をされている実態がわかり、人それぞれ障害が違うと共に、ご苦労する所も違うことに気づいた。
★何故か元気が出てきます。
きっと投稿者の方々の努力によるものと思いますが、視覚障害者も様々で、いろんな人生があるんだと心の視野が広がります。
これからも続けていってもらいたいです。
(名古屋の読者)
★同じようなけいけんをしている人を知った。
★毎回励まされています。
仲間の苦悩や焦燥、それを乗り越えようとする模索や挑戦に共感しています。
私も、仲間と悩みを話し合える場を積極的に持つようになりました。
「編集後記」がいいですね。
障害者に寄り添う姿勢が美しい。
★この記事は、どんなひとが書いたのかなと、いつも思ってしまいます。
というのは、どの記事を読んでも、私自身の一面が描かれているように感じるのです。
私たちは、ひとりひとり違うはずなのに、そこに書かれていることが自分のことのように感じるのです。
「皆、同じなんだな」と共感しますし、安心もします。
メルマガ色鉛筆は、私たちひとりひとりを映す鏡みたいなものです。
-- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2015年6月26日
☆どうもありがとうございました。
読者の皆様、こんにちは。
メルマガ色鉛筆編集チームです。
今回は、「メルマガ色鉛筆 小さなアンケート 共有しましょう2」をお届けします。
ここからは、支援者の皆様からのお声です。
★視覚障害者関係のボランティアです。
私は50年余り前から点訳をしたり、視覚障害者と接し、色々の方の意見・体験談を聞いたりして、できる活動は形にしてきました。
けれど「メルマガ色鉛筆」を見るようになって、視覚障害者のまだまだ知らない不便さやそれを克服する知恵、明日への心意気を知ることが多くありました。
色々な体験談やご意見を発することから、理解がはじまります。
そこから福祉の広がりが出来ていくのだと思います。
点字使用者を対象にした「メルマガ」が、弱視者だけの「メルマガ」があり、視覚障害者施設に勤務する職員の「メルマガ」。家族・友人・知人の「メルマガ」。
点訳者の「メルマガ」、弱視者対象ボランティアの「メルマガ」。録音・音声関係ボランティアの「メルマガ」。
それら視覚障害者をとりまく全体の「メルマガ」へと、理解の源が広がっていくことを期待しています。
★点字をテーマにしたレポートを点訳グループの仲間に転載した。
点訳ボランティアの仲間に色鉛筆を紹介した。
★メルマガに登録したのは、どんなメールが送られてくるのかな?という少しの興味からでしたが、毎回、感性豊かで興味深く面白い文章に驚くと共に、配信が楽しみになりました。
ある時、「人が生きていくのに大切なことは、自己肯定感」「どんなときも自分を受け入れてくれる人がいるという安心感からくる自信が大切」という文を読み、ハッとしました。
勉強ができるとか運動ができるとかではなく、もっと大切なものがある。
本当は自分が何を大事に思っていたのかが判り、モヤモヤしていた思いが一気に払拭された気がしました。
日々色々なことに忙殺され、当たり前であるはずの事を忘れてしまっていたようです。
色鉛筆読書になって、様々な気づきや癒しがあります。
登録して、とても良かったと思います。
★視覚障がい者の方の生活上の問題点とその解決法や人生の楽しまれ方などについて、以前よりも、より深く理解することができるようになったと思います。
同時に、何か自分に支援させていただくことはないか、ということについても考えるようになりました。
私は、現在、障がい者、特に視覚障がい者の方を対象としたパソコンボランティアをさせていただいております。
そこで、パソコンでメールができるようになることを希望されている方には、メルマガ色鉛筆の読者登録をおすすめしています。
メルマガ色鉛筆を読まれた視覚障がい者の方が、「やはり、同じ視覚障がい者だから、共感できることがとても多い。読んでいて、うんうん、これって、わかる、わかる、という感じ」との感想を送ってこられたこともあります。
このことから、メルマガ色鉛筆が、読む「ピア・カウンセリング」機能も、果たしているように思います。
★視覚に障害のある方がいかに大変な日常生活を送っておられるかを改めて知りました。
とともに、皆さんそれを楽しんでいるかのような表現で書いておられ、こちらまで、ふふふと笑いながら読ませていただくことが多いです。
非常にありきたりであまり好きでない言い方ですが、「力や勇気をもらいます」としか言いようがありません。
メルマガばかりは本当にそう言えます。
★私はライトハウスをとおして沢山の素敵な友人と知り合えた者です。
1号からずっと保存をして、時には読み返しています。
読者になって最大の収穫は、視覚障害当事者の様々な年代や性別の皆さんの、喜怒哀楽に亘る思いに触れることが出来たことでしょうか。
そして、「前に向いて進み出す」ことの大切さと勇気を頂いており、老いの身の私自身の日々の生活にも生かしていかねばと思っています。
また、その一方では、ハンディーを受けている方々への社会のハード・ソフト両面の充実や人々の思いやりは、まだまだだなぁと感じます。
でも、この小さな歩みを続け広げる努力をすることこそ、今やっていくべきことなのでしょうね。
★外来で出会う患者さんのことを前よりも身近に感じるようになりました。
私自身、ロービジョンケアについて勉強を始めたばかりで、まだ何も役立つことができていませんが、患者さんの力になりたいという気持ちをこめて、メルマガ色鉛筆のことを紹介させていただいております。
(眼科医)
★様々な視覚障害の方の生活、想いを知ることが出来ています。
等身大のみなさんの言葉に、感動し人としての生き方を学ぶことが多いです。
シリーズで発行されていた「あるある失敗談」は、支援者として気づかされることが多く印象に残っています。
★私は点訳ボランティアで点字と関わらせてもらっています。
お世話になっている団体の職員さんが中途失明全盲の方ですがそんなことを全く私たちに感じさせないほどのとても大きい(人間性も優しさも心も明るさも)方で、こちらがいつも元気をもらって帰っています。
いろんな人たちの生活の一部をレポートで真面目に読ませてもらっています。
これからも微力ではありますが私もがんばっていこうと思います。
ここからは、ご家族の皆様からのお声です。
★メルマガ色鉛筆は、私達親子にとって道標になるものだと思っています。
レポートには、強く生きていく為のたくさんのヒントやアドバイスが詰まっているからです。
いつも、投稿された方の母親の気持ちになって拝読しています。
みんな頑張れ!応援しています。
(視覚障害児の母)
★理療以外の仕事をしている、また盲学校出身でない視覚障害者の方とも関わりを持ちたいと思いました。
長年、視覚障害を持つ家族と暮らしてきました。
鍼灸マッサージの専門学校の恩師、理療科教員養成施設の同窓生や恩師に視覚障害を持つ方々がいました。
(盲学校理療科教員)
★友人3人に転送しています。
視覚に障害を持つ方と接する機会も多くなっています。
その方々からは、沢山のエネルギーを頂いています。
又、このようにして、多くの人からの体験された文章を拝読させて貰って、明るく、楽しく語っていらっしゃるので、新たに力を頂いた思いが致します。
当人でないと視覚の本当の不自由さが、自分自身に何処まで飲み込めて要るかは分かりません。
-- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2015年6月27日
☆どうもありがとうございました。
読者の皆様、こんにちは。
メルマガ色鉛筆編集チームです。
今回は、「メルマガ色鉛筆 小さなアンケート 共有しましょう3」をお届けします。
ここからは「感心ある日と」の皆様からのお声です。
★いつも色々なことを感じながら拝読しています。
私自身は眼に特化した製薬会社に勤務しています。
会社の理念は「患者さんと患者さんを愛する人たちを中心として、社会への寄与を行う」というものであり、私自身も「何ができるか」を考えるように努めています。
いや、努めているつもりでした。
しかしながら、メルマガを読む度に自分の想像力の乏しさというか、(日々考えていることが)机上の空論ではないか、と痛感させられます。
患者さんの生活を知ることは、日々の活動に非常に重要であると考えておりますし、何よりひとりの社会人として、行動を新たにしないといけないと感じる次第です。
会社の同僚と目に不安を抱えている方について意見を交換するようになりました。
そして、白杖の方を見かけた時は積極的に声をかけ、点字ブロックの上に物が置かれていると移動させるようになりました。
★こんなことが大変なんだ、こんなことまでできるんだ、などと感じています。
たとえば、お庭を見るのが趣味という方がおられましたが、見える私からは想像もできなかったですが、そうなんだ~と思いました。
★「あるある失敗談では、視覚障害の方の日常生活でどんなことに困っているのかを知るきっかけとなった。
健常者と見分けがつかない視覚障害者もいらっしゃることに気付いた。
★視覚障害者の世界をリアルに感じられるようになり、驚くことばかりで、これはもっと伝えなくてはと思うようになりました。
報道機関で記者として働いているので、さまざまなお困りごとやその中での工夫や誰かの手助け、交流をタイミングをとらえてニュースで発信したいと考えています。
当事者の方にはそれぞれの生活があり、すべて違います。
全員にお会いすることは叶いませんが、色鉛筆でその一端を垣間見ることができています。
いま、「be my eyes(ビーマイアイズ)」というデンマークで開発されたアプリの取材をしています。
視覚障害のある方がこのアプリを立ち上げて、何か知りたいものにスマホのカメラを向けると、
ヘルパー登録をしている人が教えてくれるという仕組みです。
当事者にとってはリアルタイムにわかるという利便性と、ヘルパー側は手軽にボランティアができ、かつ、なんだかうれしくなるという人が増えているので、ぜひ放送までこぎつけたいと思っています。
その兼ね合いで、あるある失敗談を拝読していますと、このアプリはかなりの場面で使えるなあといろいろ想像しています。
何か体験談がある、聞いた、というようなことがありましたら、逆にぜひ教えていただければ幸いです。
今後も色鉛筆を頼りにしております。
be my eyesというアプリで言えば私は登録者で、いつでもお手伝いできる準備をしているので支援者になりたいと思っています。
ここからは、親類・知人、友人の皆様からのお声です。
★自分が関わりのある視覚障害者以外については、これまでは「たしかに存在するけどその他大勢」という感覚を抜け出せていなかったように思いますが、色鉛筆のおかげで、だんだんとその他大勢という気持ちが薄くなってきたように感じています。
(仕事仲間)
★視覚障害者のかたのお一人お一人の生活、人生、思いについて、より深く知ることができるようになりました。
毎回、執筆者のかたの綴られた文章がとても素敵です。
親しみを込めて語りかけてくださるような文章から、みなさんのお人柄を想像しながら読ませてもらっています。
「庭いこいこ」など、新しい情報を得ています。
ミュージアムアクセスビューさんのツアーには参加させてもらったことがあるのですが、お庭めぐりがあることは知りませんでした。
機会があれば参加させてもらいたいです。
★増刊2号「ザ・ミルキー 輝き色~悠なり~」さんのレポートを読んで、私にも、心に深く染み入る出逢いがあるということをお伝えしたいと思います。
今から11年前、偶然知り合えた白杖を持たれたその方は、『読みたい本があるけれど、読める方法がないのです』と、静かにそうおっしゃいました。
『ある一冊の物語を読んで、その続編が出版されているのは知っているのですが、点字も音訳もなくて、読めないまま、もう4年待っています』と、淡々と言われました。
思わずその場で、私が読みましょうか、と言ったのです。
その方は、『まず4年前に読んだ第1巻を読んでみて下さい。そしてそれから、第2巻を録音してくれますか?』
こうして私の音訳が始まったのです。
90分のカセットテープのA面とB面の区別はどうしよう、全部で5本のテープにどんな印を付けたら伝わるのかなどと迷いながら、読むスピードもアクセントも、何もかも手探りで夢中で読んだ自己流の音訳テープが仕上がりました。
読んでくださってすぐに、メールが届きました。
『4年前の記憶が甦りました。物語の中に自然に引き込まれています。ありがとうございます』と。
そのメールが嬉しくて嬉しくて、この人を笑顔に出来たという事が心に暖かくしみました。
それから、少しずつ、音訳活動を続けています。
でも、知り合えてしばらく過ぎた頃に、『あなたには、私の気持ちはわからない』と、一度言われた事があります。
何も返す言葉が見つかりませんでした。
ショックだったけれど、私にそう言ったその方のほうこそ、もっと心が痛かったと思います。
忘れてはならない思い出です。
その時の事が38号「大きな青いキャッチャーミットと真っ白なボール」さんのレポートと逆の立場ながらも重なって、直球で響きました。
皆さんのレポートを拝見しながら、これからも寄り添って行きたいと思います。
(大切なお友達)
★視覚障害者の方が健常者と同じ社会で普通に行動して生活されてる事に私はいつも心から感心し、その努力に敬意を表しています。
なので30号の失敗談のエピソードのどれも失敗だとは思えず、それぞれその場に居る人がもっと協力してあげて欲しいと思いました。
-- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2015年6月28日
☆どうもありがとうございました。


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