メルマガ色鉛筆「メルマガ色鉛筆 小さなアンケート 共有しましょう10」
読者の皆様、こんにちは。
メルマガ色鉛筆編集チームです。
今回は、「メルマガ色鉛筆 小さなアンケート 共有しましょう10」をお届けします。
ここからは当事者の皆様からのお声です。
★皆様が、京都市在住の視覚障害の方々であること以外
何もわからぬ人からの一方的な文章を読むだけでは、どうも親しみがわきませんね。
できたら実名でお願いします。
別に障害者どうしだからいいと思います。
もう少し奇麗事ではなく、本音で語ってほしいと思う時もあります。
自分は隠し事が嫌いですから。
★自分自身の生き方を振りかえる機会となった。
★私は、57歳で中途失明者の76歳です。
目が悪くなるまで視覚障害者については、マッサージされている程度の知識しかありませんでした。
私は健常者の妻と二人暮らしで、いかに自立されていないかと痛感しています。
これからも、皆様の工夫・積極的に挑戦されている体験などを参考に勇気を頂いて、
自立に向けて挑戦したいと思っております。
★私は4年程前から視力がどんどん進み、前向きにとヘルパーさんに手伝っていただきながら
がんばろうとしている70代後半過ぎの一人暮らしの女性です。
視力は右目のみ眼鏡をかけて、0.03です。
知人や親族に眼が見えない人は無く、
眼が見えなくても 何とか与えられるだけでなく(勿論、感謝しています)、
微力ながらも何かを生きがいとし楽しみたい。
メルマガ色鉛筆編集チームの皆様のおかげで、いろいろな方のメールを楽しみに読ませていただいています。
老後のヒントでも教えていただければと書かせていただきました。
★外へよく出かけるようになりました。
外へ出かけてしゃべることが多くなった。
本を読まなかったのが、よく読むようになりました。
クラブにもいろいろと参加するようになりました。
自分から進んでいくようになりました。
★自分自身に自信をもって、楽しく生きていこうと思うようになりました。
いろんな人生があるんだなと思いました。
投稿された皆さんも、それぞれ悩み、苦しみながらもそれを乗り越えて、
今の充実した毎日があるんだなと思いました。
いつも、勇気を頂いています。
私も、自分自身の心の弱さに負けずに、楽しく人生を過ごしていきたいです。
★私は中途視覚障害です。
そして、Npo法人で中途視覚障害者の応援事業を行っています。
自分のこれまでのエピソードと照らし合わせて「そう、あるある」「こう思えたらよかったんだな」
「やっぱりこうなっちゃうよね」「これ、同感!」 などなど、
心めぐらせながら過去を振返ってきたりもしました。
15歳の時に病名を告げられて徐々に徐々に見えなくなっていくこの長い歳月の中で
学生時代→就職→結婚→出産→子育て
→介護→ある人との出会い→同じ立場の人のサポート活動
と様々な経験を経てきた自分の姿はこのメルマガを読ましていただくことで
自分のやってきたことや感じてきたことに無駄なことはなかったんだと思える瞬間でもありました。
それと同時に自分が心に抱いてきた
視覚障害者がかかえる社会的問題点にも改めてフォーカスすることができたことや
これらを改善するための思考と行動への力ともなっています。
私は視覚障害者はもっと「できることはある」と思っています。
「見えないからできない」と思い込んでいる人たちにとってはこのメルマガは「できることはある」への
あらたな意識変化を起こすきっかけともなるものだと思っています。
長く続けていただきたい活動です。
★東日本大震災のあと、町に出るとみなさん優しく声掛けをしてくださるようになっ たと感じています。
それ以来視覚障害者の手引きの仕方をお伝えできたのが昨日現在で1120番目となりまし た。
お一人が何回もそうしてくださってもおりますので、回数を足し合わせたらプラス30になるでしょうか。
私は県営のアパートに単身で暮らしておりますが、大震災の折に、ラジオか何かで聞いたのがきっかけでやるようになったことがあります。
それは、階段から通路を掃き掃除しているということです。
月1度の定例清掃には出られないので、その代わりのつもりでもあるのですが、
それ以上に、全盲者の私が妻を亡くし単身生活者となったことを
それとなく皆さんに知っておいてもらいたいからです。
住まいのある地域には、小学校、中学校、(私立)大学がありますが、
皆さんから挨拶を受けることがしばしばです。
特に小・中学校の生徒さんに誘導していただけたときは、できる限り、学校へ電話をかけてお礼をします。
名前がわかっている場合には、○○さんに危ないところを助けてもらいました。
是非、ご本人に私の感謝の気持ちを伝えてくださるようにとお願いします。
その中の一人は県の善行賞に選ばれました。
大学の教授と学生さんが私を訪問してみえることになっています。
「“孫にもらった敬老の日のお手紙”に墨字でお礼を書きたいので、学生さんに教えてもらいたい」と、
私が申し出ていたことを教授は忘れていなかったのですね。
昨年4月に妻が亡くなりました。
経済力はないのですが、自分なりに社会に積極的に参加し、自力でできることを増やし、
(間もなく64歳になりますが)これからは自分らしい生き方を模索しつつ、
夢を絶やさず生きていこうと考えられる世になってまいりました。
このメーリングリストから大いに学びたいと思います。
水戸偕楽園の梅祭りの一環で執り行われた“駅からハイキング → とにかく一人受付場所に行き、
同行者をゲット”を歩いてきました。
12キロメートルです。
そして、茨城県内の牛久市で行われる健康ウォーキングの14キロ部門へエントリーしました。
集合場所まではすでに一人で行けましたので、ぶっつけ本番で参加者に同伴を要請するつもりです
★いつも仲間のすごい努力に感心しています。
全国を励ましていると思うので、わかれば、全国から寄せられている感想も紹介してほしい。
個人の努力とともに、社会貢献や社会に働きかける努力をされている方も沢山おられるだろうから、
それも取り上げてほしい。
南部アイセンターもぜひ一度取材にきて、それを発進してほしい。
小さなアンケートに御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
また、最後まで傾聴していただいた皆様、ありがとうございました。
全てのお声を、皆様と共有することができました。
この取組により、実にいろんな思いとつながることができました。
皆様のお声を支えに、これからもメルマガ色鉛筆は歩き続けます。
どうかよろしくお願い申し上げます。
-- このメールの内容は以上です。
発行: 京都府視覚障害者協会
発行日: 2016年1月15日
☆どうもありがとうございました。