「第29回・手で触れる日展鑑賞会」無事に終わる

文化部
 昨年12月20日、多くの関係者の皆さんにご支援とご協力をいただき、コロナ禍では
ありましたが感染防止対策を講じ、標記鑑賞会を無事に終えることができました。ま
た、リニューアルした京都市京セラ美術館での鑑賞会ですので、参加いただいた皆さ
ん全員に楽しく鑑賞していただきました。皆さんありがとうございました。
まず作品をご紹介します。
作品名/作家氏名(敬称略)/素材の順
1.鳥と子ども 木代 喜司 (きしろ よしじ) 樹脂・石膏ほか
2.私はとびたい 谷口 淳一 (たにぐち じゅんいち) 樹脂
3.日常回帰~一歩前へ~ 西山 良文 (にしやま よしふみ) 樹脂
4.希望の道 神山 美登里 (かみやま みどり) 樹脂
5.欅・育む 細川 忠夫 (ほそかわ ただお) 樹脂
6.東雲の湖 志萱 州朗 (しがや くにあき) 樹脂
7.勇 芦田 風馬 (あしだ ふうま) 石膏
8.クローバー 西見 智之 (にしみ ともゆき) 樹脂
9.のどけからまし 石母田 ななみ (いしもだ ななみ) 樹脂
10.夕景・御祖の師 柳浦 伊和夫 (やなぎうら いわお) 樹脂
11.music 答島 英淳 (こたじま ひであつ) 石膏
 次に、参加者の感想を一部紹介します。
1.手で触れての感想をお聞かせください。
質感・重量感が伝わってきて、作家の創作過程までが分かるような気がした。おそら
く、目で見た印象とは異なる感覚で作品を受け止めているのだろうと思う。作品名を
知らされないままに手で探っていくプロセスは、イメージを膨らませていけるので、
代えがたい体験となった。
2.今回、特に印象に残った作品についての感想などおきかせください。
 京都新聞賞受賞・細川忠夫さん作「欅・育む」
 最初は何だろうと思ったけど、作家さんが誘導していただき、よく分かった。鳥の
爪がとても尖っていてリアルで驚きました。(京都新聞から取材を受けた記事より)
 (大木にできた洞で待つ3羽のヒナに、餌を運んできたフクロウの親鳥が、大きな翼
をはばたかせ今まさに枝にとまろうとしているーという作品です。普通は高い所にで
きる洞の様子ですが、作家さんは私たちの手が届くぎりぎりまでの高さに制作してい
ただいたのでしょうか。親子のフクロウの姿や大木の質感に至るまで、まさに本物の
ようでした。新子)


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