お知らせ
[地域団体より 報告] 初めて障害者に関する条例が制定される!
福知山市視覚障害者協会
昨年末の12月25日の福知山市議会傍聴席には、当会役員と朗読や点訳サークルの
代表、そして多数の聴覚障害者協会及び難聴者協会の会員をはじめ手話や要約筆記の支援者が詰めかけて見守る中、議場では「福知山市手話言語及び障害のある人の
多様なコミュニケーション促進条例」が全会一致で可決し成立しました。
市議会終了後には議場を見学し、大橋(おおはし)市長、伊藤(いとう)副市長、
大谷(おおたに)議長を交えて記念写真を撮りました。
この条例は障害者に関するものとしては福知山市では初めてであり、手話言語
条例の制定されている自治体は全国で100前後あるものの、すべての障害者の特性に
応じた条例は15前後と言われています。一昨年より福知山市では、当会や朗読・点訳サークルの代表、聴覚障害者協会及び難聴者協会や手話・要約筆記サークルの代表、さらに相談員を含めて条例検討委員会が発足し、明石市へバス2台で先進地視察を行い、大学講師を招き研修を行うなど検討を重ねた後、福知山市障害者自立支援協議会において協議を行い、市民へのパブリックコメントを経て大橋市長より市議会に提案
されました。この条例は、手話を言語として認め普及に努めるとともに障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用を促進することで障害や障害のある人への
市民の理解を深め、障害のある人もない人もすべての市民が、互いに人格と個性を
尊重し合うことのできる「共に幸せを生きる」社会の実現に向けたものです。
今年4月からの施行にあたり、聴覚障害者協会及び難聴者協会やその支援者の
皆さんにとっては、今日までの手話言語法制定の請願や条例制定の運動の
取り組みもあり、感慨もひとしおであったと思います。私たち視覚障害者にとっても市民の理解を深めるためにも、レストランやどこに行っても点字表記があることや
日常生活用具の給付、音声化の一層の促進が図られることを期待したいと思います。また、条例を推進するために「条例施策推進会議」が設置されることと
なりますので、要望活動にも取り組んでいきたいと考えています。
(条例成立を記念して、議場で記念撮影をされています)
ページの内容は以上です。ここからメインメニューです
所在地と問い合わせ先
郵便番号: 603‐8302
所在地:
京都市北区紫野花ノ坊町11 京都ライトハウス内
公益社団法人 京都府視覚障害者協会
電話(代表):
075-462-2414
ファックス:
075-462-4402
(ファックスは京都ライトハウスと共通です。)
E-Mail:
syomu★nifty.com(メールアドレスは★を半角のアットマークに変更してください)
郵便振替: 01000-5-50226
電話(生活相談):
075-463-8726
電話(ガイドヘルプステーション):
075-463-5569
ファックス(生活相談・ガイドヘルプステーション共通):
075-463-5509
郵便番号: 610-0121
所在地:
京都府城陽市寺田林ノ口11-64 京都府情報コミュニケーションプラザ内
公益社団法人 京都府視覚障害者協会 南部アイセンター
電話:
0774-54-6311
ファックス:
0774-54-6312