「可動式ホーム柵設置等を求める緊急要望書」を提出

 本会では東京や大阪での視覚障害者の駅ホームからの転落事故を受けて、京都市交通局・JR西日本京都支社・京阪電気鉄道・阪急電鉄に対して、緊急要望書を提出し、話し合いの機会を持ちました。
 要望書の内容は、転落防止のための可動式ホーム柵の設置と、スルッとKANSAI障害者用特別割引カードの廃止に伴う代替カードの検討についての2項目です(JR西日本京都支社については、可動式ホーム柵の設置のみ)。
 これに対し、京都市交通局からは、車両更新などの課題を解決しながら将来的に地下鉄烏丸線の全駅へのホーム柵設置をお約束いただきました。他の鉄道事業者については、今すぐの設置は難しいが重要性は認識しており、一つでも多く設置できるよう努力したいとの回答をいただきました。
 また、各鉄道会社ともに、駅構内やホームでの視覚障害者への積極的な声かけや、駅員に対して誘導方法を指導すること、社内で障害理解のための研修会に取り組んでいくことを確認いただきました。
 今回要望書の提出と並行して、各鉄道事業者と私たち当事者が合同で、駅ホームでの視覚障害者への声かけなどを一般市民にお願いする啓発活動を実施し、チラシを府市民の方にお渡ししました。各駅での啓発活動にご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。今後も継続して啓発活動に取り組んで参りますので、ご協力よろしくお願いいたします。


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