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お知らせ

<南部アイセンターだより>

点字京都の読者の皆さん、こんにちは。
 9月30日、盲導犬ユーザーである片山和子(かたやま かずこ)さんをお招きし、「盲導犬と歩む道」というテーマで講演会を開催しました。
 この講演の中で、盲導犬と過ごした14年間の中での数々のエピソードや失敗談、そして盲導犬ユーザーであるがゆえの苦労など、楽しくも興味深いお話を聞かせていただきました。それだけでなく、盲導犬を持つことの利点についても時間をかけてお話していただきました。
 片山さんとセンター長は、およそ20年前、ほぼ同じ時期に京都ライトハウスの鳥居寮で生活訓練を受けていたそうです。講演の最後ではその頃のお話が出てきたりして、センター長がちょっと慌てる場面もありました。
 この講演が盲導犬をよりいっそう理解していただくための一助になりましたなら、こんなにうれしいことはありません。
 10月3日、白杖安全デー府内南部集会が開催され、センター長と職員も参加しました。会場はアル・プラザ城陽のイベントスペース プラムコートということで、多くの買い物客の皆さんに見ていただくことができました。
 内容は大和(やまと)ハープの演奏、城陽支部とボランティアの皆さんによる寸劇、関西盲導犬協会の職員と盲導犬ユーザーの方によるお話。寸劇はなかなかの名演技で、視覚障害者を理解していただくのに大いに貢献したのではないかと思います。
 小西(こにし)城陽支部長が、集会を終えて次のように述べておられました。
 「今回は、一般の市民の皆さんに少しでも視覚障害について理解していただきたいという気持ちからこの場所を選びました。こういう場所での企画は初めてのことで、どのようになるのか心配でしたが、ボランティアの皆さんをはじめ多くの方々の協力によりなんとか無事に終えることができました。ありがとうございました。また、会場を提供していただいたアル・プラザ城陽さんにも感謝を申し上げたいと思います。」
●10月の川柳教室
 優秀作は、宇治市の東堂(とうどう)ゆうみさんの自由吟、
 「十五夜《じゅうごや》の 光落《ひかりお》として にじむ海《うみ》」
でした。夜の海に光を落とす十五夜のお月さま、まさに絵になる光景ではないでしょうか。
 月に一度のペースでずいぶん長く続いている川柳教室ですが、この教室についに名前がつくことになりました。「万華鏡《まんげきょう》」という名前です。また10月からは、今までご指導いただいていた山本一光(やまもと いっこう)先生に代わり、伊藤礼子(いとう れいこ)先生にご指導いただくことになりました。山本先生、長い間本当にありがとうございました。
 句会「万華鏡」を、伊藤先生や参加者の皆さんとともによりいっそう盛り上げていきたいと思っています。
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