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活動紹介

メルマガ色鉛筆第232号「選ばせてもらった40のレポート」

タイトル 「選ばせてもらった40のレポート」
メルマガ色鉛筆編集チーム
 おかげさまで「見えない地球の暮らし方~見えない・見えにくい人のリアルな日常
レポート集~」は好評を得て、正式な入手方法をお知らせする前に多くの依頼をもら
い、なんと2,000部の在庫がつきました。
そして、おかげさまで本日、なんと1000部の増刷が決定しました。
引きつづきの皆さまからの資金協力にまた助けてもらいました。
増刷のハードルは高く、いつできるだろうと気を重くしていましたが、おかげさまで
越えられました。
どうもありがとうございます。
本の入手をご希望の方はメールをください。
宛先はいつものメールアドレス
iroenpitsu-hensyubu★kyosikyo.sakura.ne.jp(メールアドレスは★を半角のアットマークに変更してください)
 … までおねがいします。
郵送しますので、ご住所とお名前をお知らせください。
増刷が完成するまで、(ひょっとすると気長に)待ってもらう場合がありますが、ど
うかご了承ください。
またテキストファイルを現在作成中で、ホームページからダウンロード可能にすると
ともに、希望者に郵送します。
点字データ、デイジー図書も点字図書館に依頼中です。
電子書籍の作成も計画しています。
とはいえ、この本の中身のほとんどはすでに色鉛筆で配信済みです。
京都府視覚障害者協会のホームページには、バックナンバーもあります。
そこで今号では、本に収録の選ばせてもらった40のレポートをご紹介したいと思い
ます。
本のほうでも工夫を凝らした目次になっていますが、その紹介はまた別の機会にして
、メルマガ読者のみなさんにはメルマガオリジナルの案内文付きでお届けします。
見えない・見えにくい世界の広さ、充実ぶりを感じてもらえるのではないかと思いま
す。
ではスタート!
第6号 「点字ブロックは私たちの道しるべ」
外を歩いていて、点字ブロックが敷いてあるのに気づいたとき、みなさんはどんなこ
とを感じますか?
大切なことを感じることがある、そんなレポートです。
第107号「白杖を棺桶に入れる覚悟はあるのか」
白杖を持つこと=障害者になることの嫌悪感、白杖を持つこと=自由に歩き回れると
いう希望感 …という率直なオブラートに包むことのない思いのレポートです。
誰しもじっくり向き合って考えることになりますね。
第178号「だれがこおりをとかすの?」
私はいくつもの思い出にカギをかけてしまいました。
大好きだった絵や文字を描く用具はほとんど処分してしまいました。
こおりは溶けることがある、ゆっくり溶けていく、そんなレポートです。
第119号「見えないのではなく見てはいけない」
見えにくさは人によってちがいがあります。
それが誤解を生むこともあります。
理解の大切さを知ることのできるレポートです。
第175号「私と京都ライトハウス」
京都ライトハウスのような視覚障害者の拠点が私達にとってどんな場所なのか。
それがわかるレポートです。
第92号「食べる視覚障害者」
見えないと何をするにも不自由ですね。
でも、毎日の食事を、ときどきの外食を不自由なままにはしたくない。
そんな気持ちからのレポートです。
第190号「私の現状と妄想」
目に頼らない生活には、ほぉと感心するものがいくつもあります。
何事もやり方次第だと思わせてくれます。
すると、未来にはこういうものもあるとよいだろうと想像、妄想? がふくらんで行
きますね。
そんなレポートです。
第169号「バリアがいっぱいのデート」
見えない2人はロマンチックにデートをすることができるのでしょうか?
たいへんそう、でも微笑ましいレポートです。
第37号「点字で開くワンダーランドへの扉」
ワンダーランド、本の好きな人は、読むことでそこに行けます。
1度は失い、もう1度、文字に触れたレポートです。
第101号「メイクと私」
見えない・見えにくい人のためのメイクセミナー。
セミナーがあることで、たくさんの人が一歩前に行けることと思います。
おしゃれをしたくなるレポートです。
第189号「ぼくらのキャンパスライフ」
キャンパスライフ = 大学生活のレポートです。
見えにくいことでの苦労も少なくないと思いますが、大学生ならではのいろんなチャ
ンスをつかんで活躍されています。
第193号「もともと見えにくかった、さらに見えにくくなった私、どうにかこうに
か奮闘中!」
見えにくくなっていくと、仕事をしていくのもさぞやむずかしくなるだろう、と思え
ます。
どうされているのかを知ることのできるレポートです。
すぐにあきらめる必要はありませんね。
第31号「見えにくくなって仕事を辞めた時の思いと今」
仕事を辞める判断に至ったこと、そしてそれからのことをレポートしてもらいました

自分と向き合うことで一歩ずつ進んで行かれます。
第145号「休職して気づいたこと」
休職中に書いてもらったレポートです。
いろんなことがあったことと思いますが、それらを心に整理して次につなげていける
とよいと思います。
第165号「今になって見えたもの」
うまくいかない経験は気持ちを重く消極的にします。
ですが、本物の積極的な姿勢は、そんなきびしい状況の中に生まれるものでもありま
す。
そのような一面も含んでいる体験のレポートです。
第16号「見える人の中で働くということ」
仕事をしていく上で、見えないために誰かの助けが必要なときがあります。
やってもらうむずかしさが実はあります。
そのむずかしさをどう克服したらよいでしょうか、レポートしてもらいました。
第182号「俺は偽善者か?」
どこまでも問いかけられるテーマのレポートです。
偽らざる自分はいいやつではない。
そう認めるからこそのいい人。
第188号「色鮮やかに描き出せ」
結婚したお2人の日々のレポートです。
何をするにも2人の思いがときに合わさり、ときにぶつかり、どうぞお幸せに。
第160号「まわりを巻き込み、楽しんで」
スキー、スキューバダイビング、ボルダリングのレポートです。
そして、大切なこと、強い思いがその根っこにありました。
第202号「夢中囲碁在り」
趣味は人生を豊かにする、と感じさせてもらえるレポートです。
一瞬の油断が勝負を決めることもあるようです。
お仲間もできて、視覚障害者囲碁、よい趣味ですね。
第133号「人生の伴走者(パートナー)とともに」
マラソンの伴走をきっかけに、人生の伴侶と出会われた、というハッピーなレポート
です。
「幸せ」というのは、「楽」ということとはむしろ逆だ …というのは、どういうこ
とでしょうね。
第120号「こんなことやってみた。すると・・・」~ヨガ編~
視覚障害者向けのヨガのプログラムに参加してみたレポートです。
参加してみると、今までの一般の人向けのものに参加したときとのちがいがここにあ
る、と実感したそうです。
第67号「ブラインドテニスを楽しむ」
転がるボールでなく、空中を飛んで来てバウンドするボールを打ち返すブラインドテ
ニスのレポートです。
そんなことできるの?
何事にもコツがあり、それをつかむとできるのでしょうか。
第104号「私にとっての笑い、あなたにとっての笑い」
見えない・見えにくい私達がよく笑うのは、ある面、ふしぎなことかも知れません。
笑いというとても身近なことから思いが深まるレポートです。
第98号「見えている今のうちに」
思い立って標高900mの愛宕山に登ったレポートです。
これをやるならきっと今だ、という感覚が人の中にあって、それが動くときがありま
すね。
思い立って実行して、その結果はどうだったのでしょう。
第96号「写真、苦手にはなったけれど・・・」
見えない・見えにくいと写真に対しては複雑な思いをするものです。
フィルムカメラからデジタルに変わり、写真の性質も変わっています。
写真を苦手としていたのが変わってきた、というレポートです。
第73号「弱視あるあるを共有する」シリーズ第2弾
語り手のレポートを聞き手のレポートが受けて、2つで1つのレポートになっている
シリーズです。
あるあるを感じながら、読みながら負けないでと応援したくなります。
第75号「弱視あるあるを共有する」シリーズ第3弾「見えにくいってあれこれ微妙

見えてないけど見えてるふり、のあるあるレポートです。
そのほうがスムーズなときもたくさんあるでしょうけど、百発百中とはいきませんね

第79号「弱視あるあるを共有する」シリーズ第5弾「見え方、見えにくさを説明す
るのって難しい」
ことばで正確に伝える説明は視覚障害者の永遠のテーマだと思います。
見る限り大丈夫、でも見えないところに問題があった、といった苦労話も。
あるある、とやっぱり応援したくなるレポートです。
第136号「母の手」より「機(はた)を織る人」
目に障害のある子を思う母、その思いを受け取り様々に思い返す子。
大人になり手にしたもの、引き継いでいくもの。
お一人お一人の大切な人生が詰まったレポートです。
第152号「ひとひら」リレーエッセイ10より「人間万事塞翁が犬(にんげん ば
んじ さいおうが いぬ)」
飼い犬のタイソン君の足が不自由になりました。
そんなタイソン君といっしょに過ごし、幸せのありかを感じるレポートです。
第123号「父の日」
父の日…、そのフレーズはいつも私を物憂い気持ちにさせる …という一文から始ま
るレポートです。
幸せになってほしいと願う気持ちを巡りながら、大切にゆっくり一歩ずつ進んでいか
れます。
第24号「次に変わるのは」
失明して歳月を経て変わっていく自分についてのレポートです。
まだまだ現在進行形ですね。
それが生きているということでもあります。
第38号「愛しき My bitter home」
見えなくなった家族思いの御主人さんのレポートです。
心に押しころした思いはまだありますが、大きな器の中で「共存」していますね。
第10号「ゆっくりゆっくり私とおしゃべり 気付けば可能性はすぐそばに」
見えない事実を受け入れることを考えるレポートです。
すてきな気付きが散りばめられていて、思わずほっぺがゆるみます。
第136号「母の手」より「最後の一皿」
ご家族のあたたかいレポートです。
手作りの料理には見えにくさも含めてその人らしさがあり、だからこそ愛しくなるの
だと思います。
第146号「ひとひら」リレーエッセイ8より「ともだち」
自由な創作の世界を楽しむレポートです。
私達の白い杖にももしかしたら、いろんな力があるかもしれません。
第74号「立ち食い寿司屋」
この見えない人の思いにそっと寄り添いたい。
そんな思いが作らせたのでしょう創作のレポートです。
以上、京都府視覚障害者協会のホームページ「見えない地球の暮らし方」のページに
これらのバックナンバーのリンクも用意したいと思います。
要望がありましたら、再度配信も考えたいと思っています。
さて、きちんとした方はお気付きでしょうか。
38本じゃないか、2本、少ないぞ、と。
これに加えて、
第215号「見えない・見えにくい五七五を発表します」
の五七五作品を見え方体験ページに活用させてもらっています。
そしてあと1つは、見え方体験ページのイラストを描いてくれたいなおぶるーさんの
レポートです。
タイトル へこたれつつ絵筆、へこたれてもゆるくイラスト体験を
ペンネーム いなおぶるー (40代 女性 弱視)
 見え方・見えにくさ体験ページのイラストを担当させていただきましたいなおぶる
ーです。
イラストを描く中でのあれこれを少しお話します。
ご依頼のはじまりは、「見え方の違うひよこ」でした。
大きさは同じでも顔のパーツがあったりなかったりなど、見え方の違うひよこです。
弱視であると、同じ形のものを描くということは想像以上に難しく、大きさを揃える
ために厚紙に描いたひよこ型を切り抜き、ひよこ型のうち側を色つけして形を揃えま
した。
ただ、この型抜きひよこを作るのには、はさみを使うという難関を越えないとなりま
せんでした。
画材は色つけでは色ムラやぬり残しに気をつけたり、ひとつ描き終わるのにとにかく
時間がかかってしまいました。
画材は、おもに色つけを水彩絵の具で、輪郭のうち側は輪郭からはみだしても消すこ
とのできる色えんぴつを使いました。
「しりとりイラスト」では、違う素材を描くことは楽しいものの、ラクダでは、コブのバランスをとって描くことが難しく、何度描いてもラクダというより富士山をふたつ乗せたウマになってしまいました。
 私の視力は0.04視野は下部がとても見にくいです。
文字の大きさも、この本の文字ならどうにか読めるかな?という状態です。
何を描いても「もう少し見えていた頃なら、もっとすんなり描けたのに」と弱音をはいてしまったり。
 しかし、この挑戦を断念することなど、イラストの依頼主である私の恩師には許してもらえそうにありません。
朝一番に元気な声を聞かせてくれるにわとりのような恩師、いえいえ、ひよこのような恩師の顔が浮かんだり、何かのお役に立てるという気持ちだけで描かせていただきました。
 私はへこたれつつ、とりあえずイラストを描いてみました。
みなさんも見えない、見えにくいかもしれませんが、とりあえずへこたれながら、イラストのページを通り抜け程度にでも体験してみてくださいね。
「これ、描いた人も見えにくかったらしい、そりゃそうか」とそんな共感タイムもありかななんて、のんきなこと考えています。
へこたれるのを通り抜け、見える、見えない、見えにくい、いろいろ通り抜けしてもらえたら何よりです。
-- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2021年6月18日
☆どうもありがとうございました。

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所在地:
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