活動紹介
西京視覚障害者協会 活動レポート 「点字ブロックって何?」を自分達でよびかけて
駅周辺の自転車郊外には多くの視覚障害者が悩まされていることと思います。
阪急桂駅周辺でも例外ではありません。
行政に頼んでも、また個人的に解決するのも難しいものがあります。
そこで、我々地域の者達で、チラシを作り、駅周辺に乗り込むことにしました。
チラシのタイトルは(点字ブロックって何?)、白杖をもって自転車にぶち当たっているイラストが入っています。
この200枚のチラシを手に、意気揚々と出かけました。
全盲の者含め7人と、われらが誇る西京ボランテァグループ(ジョイント)のたくさんの応援を受けての活動です。
写真を取る者、眼もする者、チラシを配る者、お店などに協力に入る者、みんなで役割分担して回りました。
あるわあるわ、点字ブロックの上には我が物顔に居座る自転車、歩道上にのさばる自転車が。
用意したチラシは見る見るうちになくなりました。
この活動の様子を見ていて下さった方達が、自主的に私達の活動に協力して下さったことはとても嬉しいことです。
いつも点字ブロックの上においてある自転車を、お店の方が、邪魔にならないところまで移動させて下さいました。
また、阪急電車の駅員さん達も駐輪禁止のシールを張って下さいました。
こんなふうに周りの方が協力して下さったことで、呼びかけの効果はあったと思います。
こうした活動により、すぐには継続的な効果を望むことは難しいかもしれません。
でも、「また、今後も点検活動をしよう」、と、活動に参加したメンバーから声が上がりました。
西京視覚障害者協会は、「我々でできることは、まず我々で・・・」ということをモットーに行政と掛け合ったり、色々な所に出かけ、日々、努力、活躍しています。
そして点字ブロックの新たな敷設などに大きな役割を果たしています。
西京地域は、心強いボランテァグループ(ジョイント)を有しています。
このような「自分達発信の活動」は、このボランティアさん達の温かいご支援に大きく支えられています。
これからも、エネルギッシュな西京視覚障害者協会に所属していることを誇りとし、前向きな活動に参加していきたいです。