[地域団体より] 生花アレンジ教室と宮津市文化祭について

京都府視覚障害者協会 宮津支部
 去る11月2日の午後、みやづ歴史の館において、今年度の委託事業の一つとして予定していた、生花アレンジ教室を行いました。宮津市内の生花店にお願いして、生花を生けてみようということで実施しました。
 当日は、会員、ガイドヘルパー、賛助会員を含めた計13名で賑やかに、それぞれが思い思いに花を容器の中に挿し込みました。
 直径10センチの容器に背丈40センチほどのものから低いものまで、完成品を翌日3日から5日まで、同所で開催された宮津市文化祭の自由作品として出品しました。
 この様な取り組みは、3年目であり、一昨年は陶芸教室の作品を出展し、昨年は「365日の紙飛行機」を作り、参加しました。
 今年は、点字用紙に墨字で、京都府視覚障害者協会宮津支部・題名「にぎわい」と書いたものを後ろのボードに貼り、白布をかけたテーブルの上に13の生花アレンジをひとかたまりとして並べて、まさに賑わいを演出したのですが、初日の様子が京都新聞の記事に取り上げられて、当支部のコーナーが写真で掲載されました。また、出会う人に「新聞で見たで」「載ってたで」と声をかけてもらいました。
 文化祭の最終日に、作品を引き取りに来た会員たちは、「たくさんの花で楽しかった」、「持ち帰った花が10日間もち、部屋の中で香りを長く楽しめた」などの感想を届けてくれました。
 今回は、健常者が対象の文化祭への出展でしたが、素晴らしいチームワークで取り組めたと評価しています。


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