[地域団体より 報告] 第51回白杖安全デー北部集会を終えて

京都府視覚障害者協会 京丹後支部
 去る9月10日(日)、京丹後市網野町のアミティ丹後において、標記大会を開催しました。秋晴れの中、多くの方にご参加いただき盛大裡に終えることができました。
 当日は、府内北部8団体の会員と付添が148名、来賓、行政や関係団体のボランティア、地元の網野高校のボランティア部や吹奏楽部の生徒など61名を含めて、総勢209名での開催となりました。
 午前の部は、府内北部地域団体交流会を行い、琴引浜の鳴り砂を守る会事務局長の三浦到(みうら いたる)氏に、「鳴き砂の保存と現状について」と題して講演いただき、実際に砂の鳴り具合を聴かせていただきました。
 また、今年度の交流会は「新規会員加入に向けての取り組みについて」をテーマとしており、亀岡、南丹京丹波、京丹後の3団体より発表がありました。それぞれの団体での取り組みが発表され、工夫されている状況がよくわかりました。
 昼食は丹後名産のバラ寿司の弁当を食べ、美味しかったと評判がよく一安心しました。
 午後の部は、第51回白杖安全デー府内北部集会を行いました。今回は「共に語ろうバリアフリーを未来に向けて」というテーマで開催しました。来賓の祝辞の後、綾部、宮津、京丹後の3団体より「安全歩行について、体験と要望」の発表がありました。その後、当支部の奥野温子(おくの はるこ)氏より、決議案が提案され満場一致で採択されました。今後、各関係機関へ提出していきます。最後は、次年度開催予定地の宮津支部の小濃(おのう)支部長より閉会の挨拶があり、集会を終了しました。その後は、京丹後警察署のパトカーに先導していただき、網野高校吹奏楽部の演奏の後ろに続いて、来賓、会員と網野市内を街頭啓発パレードしました。吹奏楽部の演奏音を聞いて、家の中から出て手を振ってくれる方もおられました。約50分のパレードの最後は、吹奏楽部による演奏を2曲聴いてフィナーレとなりました。
 当日は、多くの関係者のご協力のおかげで、最後まで無事に終えることができました。網野高校の吹奏楽部、ボランティア部の生徒の皆さんの協力は、若い人の力を必要とする私たちの団体にとっては力強く感じました。今後も関係機関との連携を強くして活動の手助けをしてほしいと思います。そして、地元の京丹後市障害者福祉課の職員、丹後視力障害者福祉センターの職員には、実行委員会のメンバーにも入っていただき、当日は朝から会場の準備、プログラムの進行、パレードの安全誘導等にご協力いただきました。この場をお借りして感謝申し上げるとともに、報告といたします。

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当日のパレードの様子


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