[お知らせ] 市バスの混雑緩和に向けた「前乗り後降り方式」の実証実験について
市バスの混雑緩和に向けた「前乗り後降り方式」の実証実験について
市バスのお客さまの数は、京都を訪れる国内外からの旅行者の急増などを背景に年々増加し、一日当たり36万3,000人(2016年度速報値)のお客さまにご利用いただいています。
交通局では、2009年度より48両もの増車を行うとともに、これまでからも、利便性向上を目指した系統の新設や増便など市バス路線・ダイヤの拡充を行ってまいりました。しかしながら、公共交通を利用される方や観光の皆さまの利用が増えたことから、車内混雑が発生しがちな状況となっています。
このような状況に対応して、引き続き、様々な利便性向上策に取り組むことはもちろんのこと、近年、均一運賃区間が拡大したこともあり、車内の混雑緩和を図るため、この度、車両前方の前扉を乗車口とし、先に運賃をお支払いいただき、車両の中ほどにある広い後扉からスムーズに降車いただく「前乗り後降り」方式の実証実験を次の日程で行います。
<前乗り後降り方式の実証実験の概要>
1.実施日
10月14日(土)、15日(日)、28日(土)、29日(日)
2.対象系統
市バス観光系統「洛バス」100号系統の全便で実施予定
(京都駅前~五条坂(清水寺)~祇園~岡崎公園 美術館・平安神宮前~銀
閣寺前)
3.お客さまへの対応
バス停留所の形状は、現状のままで実証実験を行うことから、100号系統
においても、同じ位置でバスを停車させます。
このため、バスに乗車されるお客さまを現状の位置から乗車口である前扉
へご案内する必要があることから、100号系統が停車する全ての停留所に案
内要員を配置し、お客さまに混乱が生じないように努めてまいります。
4.その他
今後、実証実験の結果も踏まえ、実施に向けて検討していくとともに、京
都府視覚障害者協会様とも協議を行ってまいります。
問合せ:京都市交通局 自動車部 運輸課
(電話 075-863-5123)